動かざること山の如し(コロナ編)

コロナの影響で下がっていた日経平均株価がジワジワもどしています。NYダウもそうですね。

というか逆です。ダウが戻したから日経平均も戻った、というべきです(私は別に株屋さんではありませんけど)。


そんなことが支援先の中小企業に関係あるのか?

はい、大ありです。少なくとも私はそう考えています。

それはどういう事でしょうか?


なぜ株価があがったのか?

なぜ株価が戻ってきたのでしょうか?

N〇Kスペシャルでコロンビア大学〇〇教授はこう言っています。


「株式市場はコロナのワクチン完成による経済への好影響を織り込んでいます」

私もその通りだと思います。1年か1年半か、という差はあるにせよ、そのくらいの期間でワクチンが開発されるであろうと言われています。

ですので、現在の「新しい日常」も1年もしくは1年半で新たな段階に入るという事です(「ソーシャルディスタンス」や「テレワーク」など、好感を以って受け入れられている変化は残るでしょうが)。

つまり、いま苦境に立っている業界業種も出口がないわけではありません。1年半しのげば光は見えるという事です。


終わりに向けて何をするか

ある程度終わりが分かっていれば「それまでどうするか」「それからどうするか」を考えることが出来ます。先を考えている経営者というのは、いまの変化をこのように捉えているということです。

実際に、業績の厳しい会社を支援していると、目先の大変化に右往左往する人が見られます。厳しい事を言いますが、こういう経営者は報道や周囲に乗せられてしまいます。

例えば飲食店ではテイクアウトなどを始めてしまうかもしれません。過去のブログで触れましたが、これは悪手だと私は考えています(個人の感想です)。

内部留保があれば、1~2か月休業しても持ちこたえられますし、その間に腰を据えて次を考えることもできます。現実には、内部留保が無くても結構な額の給付金や協力金が出ました。

前述したように「なぜ株価がなぜ上がっているのか」を考えることで、コロナの出口を考えられる。そして「出口がある」という仮説を立てて、そこに向けて自社が何をすべきかを考える。これができる経営者であれば、3-4月の混乱期は「動かざること山の如し」でよいのです。


ちなみに、そうでない方々のために私のような経営コンサルタントがいるということも言えます。



事業者では無い方も、少し前を思い返してください。


例えばトイレットペーパー買いだめなんて滑稽でしたよね。でもそんなものに踊らされるのが世間相場なんです。この時に踊らされなかった方、経営者の素質ありです。


ちなみに我が家はちょうど買い置きがなくなった時期だったので、超焦りましたっけ。



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