コンサルタントの責任

コンサルタントは、支援先の会社の経営にどこまで責任があるのでしょうか？

100人のコンサルタントに聞けば、100通りの答えが返ってきそうな質問です。


まず私は、「責任があるか無いか」と問われると「100%責任がある」と答えます。
そして、どの程度責任があるか、と問われると「会社の運命を決めるほど大きな責任がある」と答えます。

これが自分の常日頃考えている事であり、支援の基本姿勢でもあります。
ですので、金額の多寡とは全く関係なく、常にその時出来るものを全力投球しています。

ちょっとカッコよく言い過ぎですね。でも本当です。

◆　コンサルタントが会社の運命を決める

「コンサルタントが会社の運命を決める」

という話をすると。会社側からもコンサル側からも 「何を大げさな」という反応をもらうことが多いです。

私は、本当にこう思っているのですが、どうやらこれは多数派の意見では無いようです。
ただ、あなたが会社の社長なら、どちらのコンサルに依頼しますか？

自分がこの会社の運命を決める、という責任感を持って働くコンサルと、そうでないコンサルと。


お分かりいただけますよね。そういう事です。

◆　コンサルタントが出来ること

それは経営支援です。

と一言でいうと簡単なのですが、そこには目に見えないご縁があります。

会社側は無数にいるコンサルタントから、私を選びました（理由はいろいろあるにせよ）。
そして私もその会社を支援することを決めました。これは偶然のようにみえて、必然のご縁だと私は常に考えています。

ですので、この必然に対して全力を尽くさない、という選択肢は私にはありません。
自分が考え、できること。そのすべてを置いてくるようにしています。

それは「この経営が厳しい中小企業が自分を頼ってくれている」という使命感に他なりません。
かっこよすぎますね。

◆　報酬とは

しかし…

「ビジネスだから」

という視点で、自分の時間単価を考えて、「この単価ならこの程度」ということを私は考えません。

なぜかと言うと。
例えば、10万円の支援内容があったとします。
この10万円を経営の厳しい中小企業がどんな思いをして捻出しているか、と考えるからです。

もっと言うと、報酬は結果であり自分の外側にあるものです。
全力を尽くして結果は委ねる。こうありたいと思っています。




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