社長はお金持ちか
経営コンサルタントの仕事をしていると、お金の話は避けて通れません(避ける気もありませんが)。売上アップの目標をどこに置くか、会社の利益目標の進捗はどうか、そして役員報酬の話になることもしばしばです。
そして本日は、社長のお金のお話です。
当たり前ですが、社長さんは従業員さんより報酬が高い場合が多いので、収入面ではお金持ちと言えると思います。勿論、赤字なので役員報酬をカットしているため、従業員さんと同程度の報酬の社長さんもいらっしゃいます。
ただ収入面だけみるとやはり、従業員を雇っている会社の社長さんはお金持ちだなあ、と思うことが多いですね。1000万円以上の報酬はめずらしくもなんともありません。それだけリスクも背負っていますしね。
◆ お金を貸してくれ
そんな「お金持ち」社長の、良くあるお悩みの1つがこれです。「お金を貸してほしい」という相談ですね。
これは相手との関係や金額によって、ケースバイケースで対応されている方が多いのです。そしてお話を聞いていると、やっぱりお断りされる方が多い印象を受けています。貸すとしたら、返ってこない前提で貸す方が、たまにいらっしゃいます。
少し前の話ですが、借金を断った方が翌日に飛び降りた、というお話をききました(この辺の生々しいお話は、金融機関の方であればわんさかもってらしゃいます)。事業とお金と人生、社長と言うのは重たいものを抱えている存在です。従業員さん、どうか察してあげてください。少しでも。
◆ 「お金持ち」の社長のお話
別に宣伝では無いのですが、私は年収が1000万円以上ある社長は、経営コンサルタントを雇うべきだと思っています。年収1000万円で年間250日働くとすると、1日4万円です。月10万円をコンサル報酬として払っても、社長の2.5日分ですよね。
その程度の報酬で、社内の従業員では対応できない、経営改善、会社の戦略、売上拡大策、人材育成をやってくれます。とくにこれらが苦手な社長さん(職人社長におおいですね)は、苦手な事は上手にできる人にお願いして、自分の得意分野に集中できますし、心地よく楽しく仕事ができます。
自分の効率を上げる事が、会社の効率を上げる事に繋がります。是非とも「お金持ち」の社長さん、考えてみてください
(そして、興味のある方向けに、こんな動画で解説をしています)。