アンケート結果をどうとらえるか
先日、とあるシンポジウムに登壇する機会を頂きました。
共著論文の発表の場であり、複数人で1つの研究成果を説明させて頂く場でした。そしてご多聞に漏れず、参加者(100人くらいでした)アンケートをして頂き、結果のフィードバックを頂きました。
◆ アンケート結果は…
コメントまでくれたのは9人でした。
お褒めの言葉5人、厳しいご意見4人という割合でした。
私はお褒めの言葉は100%ありがたく頂戴し、厳しいご意見は参考として承りますが、ほぼ100%無視します。
例えば…
「質疑応答で質問が出なかったが、コンサルは質問を貰うことを想定してプレゼンすべきだ」というご意見がありました。
なるほどーそういうものかね。
などと思うのですが、「次回からそうしなければ」とは思いません。
もちろん「そうしたい」と思えば次回からやりますが、そうしたいと思わなければやりません。
どう反応するかは100%自分自身で決めます。
◆ 「所詮」といえば言い過ぎかもしれないが
アンケートは無記名であり、ある種無責任な立場からのコメントであり、どの程度本気で書かれているかもわからないものです。
ですので、真摯に受け止める価値があるかどうかは、一度自分で考えてから判断しています。
そして多くの場合、私は厳しい意見は無視する事にしています。
それは自分を前向きに整える為です。
全て前向きに受け止めて改善をする、という事が必要かもしれない事はもちろん理解しているのですが、今の私にはそこまで届きません。まだまだですが、完ぺきではない人間であることを自覚していますので、それも仕方ありません。
所詮、無記名で私のことをよく知らない人から言われたアンケート結果ですので、よほど「その通りだ」と思わない限りは、この対応をしています。
◆ あくまでアンケート
と捉えると、気持ちが楽になります。
ちなみにですが、セミナーなどで私の話をわざわざ有料で聞きに来てくださった方には、もちろん個別対応を含めて、できるだけの事をさせて頂きます。そして、結果は相手に委ねます。
相手のお役に立つ努力をしない、と言っているわけではありませんので、どうか悪しからずご理解ください。
あくまで、自分の心の持ちようをお話しています。
「相手がどう思うか」、という相手に100%任されていることまで、支配しようとは思っていませんので。
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