経営コンサルタントに選ぶなら税理士/会計士/弁護士/中小企業診断士のどれがよい?(会社黒字化編)
おはようございます。中小経営者のミカタ! 中小企業診断士の牧野史登です。
本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。
今回も、孤独に頑張る中小・小規模企業の経営者の方に、お役立ち情報をお届けしたいと思います。
さてさて、お待たせいたしました。前回の続きです。
「会社の黒字化」というテーマで各士業がコンサルしたら?という内容で書かせて頂きます。
といっても、中小・小規模企業の経営者向けのブログですので、対象は税理士と中小企業診断士に絞りますね。
① 税理士
得意分野は税務、そして財務です。
ですので、税理士だとコスト削減や節税・一括償却などを提案する方が多いです。
つまり、決算書をみながら、税制の中で出来る事をという視点ですね。
会社にしてみると経理部や管理部の分野ですので、この部門には喜ばれる内容となります。
一方で、会社の黒字化の方法はこの点に限りませんので、それ以外の打ち手は出てこない、という懸念があります(実際そのケースが多いです)。これは専門分野によるものなので、「だから税理士には向かないテーマ」という事ではありません。
② 中小企業診断士
中小企業診断士は、その業務範囲に人事、マーケティング、生産効率、財務があります。
これらの視点で、パズルを組み合わせながら、会社の将来の成長に向けた課題を解決する、というスタイルになります。具体的には…、
・ 売上拡大(マーケティング)
・ 人材育成・組織改編(人事)
・ 生産性向上(生産効率)
・ プロダクトミックス(財務)
という視点から、会社の課題に沿った提案を行います。そもそも、経営コンサルタントの国家資格なので、「黒字化」というテーマは得意分野なのです(別に自慢しているわけではなく、得意か不得意かという話です)。
このように、一時的な黒字化ではなく「会社の未来と成長を診ている」、という点をお分かり頂けたらとても嬉しいです。そしてこの能力が、きっとあなたの会社のお役に立つ場面があると思います。
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さてさて、3回シリーズでお送りしましたが、今回は以上となります。
このシリーズのまとめとして、動画を配信中ですので、是非ともご覧ください!
中小経営者のミカタ!
経営コンサルタントに選ぶなら税理士/会計士/弁護士/中小企業診断士(事業承継編)
今回は以上です。
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございます。
感謝いたします。