ITとは無縁 レジすらない家族経営の飲食店の儲かる利益戦略とは
おはようございます。中小経営者のミカタ! 中小企業診断士の牧野史登です。
本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。
今回も、孤独に頑張る中小・小規模企業の経営者の方に、お役立ち情報をお届けしたいと思います。
今回は飲食店のお話です。
飲食店専門の経営コンサルタントの方がいらっしゃるくらい、業種業態が幅広く、個別戦略も深い業界なのですが、中小・小規模・個人経営の多い業態でもありますので、大掛かりで複雑でお金がかかる事ができるお店は限られています。
知恵と現場力でなんとかしたい。
沿うお考えの皆様向けの記事を書いてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆ 避けては通れないFLR
まずはお店のコストを大まかに把握します。
大まかで結構です。複雑な事は、一人〇役をこなす個人経営のお店ではやり切れません。
一方で、現状把握と目標が出来なければ、改善ができないのも事実です。
ですので大まかにやりましょう。
税理士さんが作ってくれた決算書の費用項目を、以下の4つに分類しましょう。
① 食材の仕入れ費用
② 社長・従業員の人件費
③ 店舗の家賃
④ 水道光熱費などその他の経費
大事なのは①から③までの合計です。これをFLRと呼びます。
① (Food) 食材の仕入
② (Labor) 社長・従業員の人件費
③ (Rent) 店舗の家賃
この3つのかしら文字をとってFLRと言いますが、この合計が売上の70%以下が目安です。
①~③の内訳はお店の業種業態によりますので、ここでは問いません。大まか、を大事にしていますから。
70%以下に収まっていれば、ひとまずトータルコストの面では合格点です。
◆ 落とし穴は人件費
前述のFLRですが、落とし穴は人件費です。
社長や家族従業員を、水準以下の人件費に抑えた結果、FLR70%をクリアしている場合があります。
その場合は、一般的に生活できる水準まで人件費を上乗せした上で、計算しなおしてみてください。
さて、今回はここまでです。
次回はFLR70%以上となった店舗が、いかに利益を確保するのかをお話したいと思います。
飲食店経営の方、是非ともお楽しみになさってください。
続きを早くご覧になりたい方は、こちらの動画で先行配信しておりますので、是非どうぞ。
中小経営者のミカタ!
飲食店はFLR70%で利益を出す&レジすら無い小規模店の利益戦略!
本日は以上です。
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございます。
感謝いたします。