社長の身になって考えれば大概のことはわかる

滅多に飲み屋に行かない私ですが、世間のサラリーマンの方がは赤ちょうちんが大好き(なよう)です。そして居酒屋で、上司や同僚をを批評し、プレゼンで自分の意見が通らなかった愚痴を言い、うちの会社にはビジョンが無いと言うのが定番(なよう)です。



◆ 社長は何を考えているか?


こういう方々に私がお勧めしているのは、「社長は何を考えているか?」ということです。あなたが部長クラスであれば想像がつくかもしれませんし、一般社員であればちょっと難しいかもしれません。例え難しくても、将来会社の中で出世したいのであれば、この視点は重要ですので是非訓練してみてください。もちろん、想像で構いませんし最初はそれしかできません。



言うまでもなく、社長は会社に一人しかいません。そして社長は経営のトップであり、経営に最も重い責任を持っている人であることがほとんどです。さらに言えば、社長も人間ですので完ぺきでは無く、社内に問題点や矛盾を抱えながら会社をどう維持成長させるかを日々考えています(という人がほとんど全てです、私が知る限り)。



会社にビジョンが無いと感じるのであれば、なぜビジョンが無い(と感じる)のか、是非社長目線で考えてみてください。そうすれば、プレゼンで自分の意見が通らないことも減るはずです。それはあなたに会社で最も高い社長目線が宿るからです。



「視点をもう一尺高くすれば、これしかないという考えは起こらぬものだ」というようなことを、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で坂本龍馬が言っていました(セリフはうろ覚えですが内容はあっていると思います)。



とかく、視点が低いと「この案しかない」と思いがちです。せっかく会社に入ったのですから、もっとも高い視点で仕事をしてみると、見える景色がおそらくここ良い方に変わってくると思うのですが、いかがでしょうか?



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