不公平をミカタにつける

昨年のお話ですが、支援先の忘年会に行ってきました(お声がけいただけてとても嬉しかったです)。社外の人間が忘年会に参加するのがめずらしかったようで、いろいろな社員さん達からいろいろな質問を頂きました。



そんな中、愚痴っぽい話も。。。

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「〇〇さん(女性)は、どうも社長のお気に入りで休んでも有休が減っていないらしい」

「『子供が熱を出して休んだ時も有休がへっていないし、給与も差し引かれていない』と〇〇さん本人が、自慢げにそう言っていた」

「〇〇さん、子供をダシによく休んでいる」
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”うーん、本当かな” 
と思いながら聞いていました。ちなみにここの社長さんはにこやかで本当に温和な人なのですが、これが本当なら結構なえこひいきですよね。




◆ 実は問題ない

ちなみに、この件、会社が〇〇さんと結んでいる労働契約がどうなっているか次第ですので、それが他の従業員さんと別な契約であれば、何の問題もありません。



そして私がお話したいポイントはそこではありません。


私に話してくれた社員さんは、「〇〇さんがえこひいきされていて不公平だ」という事を仰っていました。私もその通りだと思います。


でも、所詮公平なんてありえないのです。

それが社会であり、人間であり、現実です。○○さんは社長にえこひいきされる何かがあったのです。そしてえこひいきされたのが、私に教えてくれた社員さんではなく、○○さんであったことも事実です。



それをどんなに批判したところで、この社員さんはひいきされることも無ければ、得をすることもありません。自分に何のメリットも無いことを他人の私に愚痴る時点で、「割と罪深いなあ」と私は考えながらお話をきいていました(告白します、すみません)。



私は、えこひいきされる人間になることは、とても大切だと思っています。商売人はひいきしてもらってなんぼです。


これを読んで下さっているあなたは経営者ですか、従業員ですか?
経営者であれば得意先に、社員であれば上司に、ひいきしてもらうくらい頑張ることは、とても大切です。


ちなみに、あなたがお店をされているのであれば、顧客にごひいきにしてもらう為の方法はこちら。