おはようございます。中小経営者のミカタ！　中小企業診断士の牧野史登です。

本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。

今回も、孤独に頑張る中小・小規模企業の経営者の方に、お役立ち情報をお届けしたいと思います。

今日は暗い社長のお話です。

儲からないから暗いのか、暗いから儲からないのか

先日、金融機関の紹介で返済猶予中のとあるお店に行きました。過去10年で8年赤字という厳しい業績の会社です。
社長を含めて従業員が3人なのですが、40代の社長が暗い方でした。会社の業績が厳しいので仕方が無いのですが、こんな事を思います。

「儲からないから暗いのか、暗いから儲からないのか」

おそらく両方正解です。

この方は、完全に暗い性格で、悪い結果を引き寄せています。

暗い社長はやらない、暗い社長には社員がついてこない

資金繰りの相談だったのですが、診断の結果は在庫管理と売上向上、そして資金繰り表の作成を提案しました。

管理系提案の在庫管理と資金繰り表はともかく、実弾系の売上向上はもう少し頑張って取り組んでほしかったのですが、残念ながら全く馬の耳に念仏でした。ただし、この社長を見た時から、想定内ではありましたが。

3回の訪問という限られたお付き合いですので、これ以上の関係にはなりえないのですが、もっと深入りして取り組まない限り、この会社の業績が回復する事は無いと考えました。

社長は従業員への要望も口にしていましたが、残念ながらこの状態では従業員はついてきません。

ただし、小さな成功が１つでもあると、そこから積み上げていけますので、一歩ずつです。「積小為大」です。

そして、願わくは、もっと早く派遣してもらえていれば、もっとできる事がありましたし、もっと暗さの少ない社長に会うことが出来たかもしれません。

今回はこんな話で申し訳ありません。

「暗い」を自覚されている経営者のご参考になれば嬉しいです。

本日は以上です。
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。

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