赤字会社の絵に描いた餅のような黒字化計画を実行するには
おはようございます。中小経営者のミカタ! 中小企業診断士の牧野史登です。
本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。
今回も、孤独に頑張る中小・小規模企業の経営者の方に、お役立ち情報をお届けしたいと思います。
本日は、赤字会社の黒字化計画についてです。
2つ前のブログで、新しい事が継続できない中小企業はとても多く、10社中1社くらいしか新しい事を継続できていない、というお話をしました。
さてそれでは、どうすれば新しい事を継続できるようになるのでしょうか?
◆ 企業にお願いしている事
実はそれほど難しくありません。
それは、小さな成功を作る事です。
そして、コンサルタントは具体策の匙加減(さじかげん)が重要です。
◆ パン屋さんの事例
事例をご紹介します。
LINE@のアカウントを作ったきり、使っていなかったパン屋さんがありました。
ここの社長にLINE@(当時)の使い方を教えて、
「月に2回くらいクーポンをだしましょう」
「できれば新作パンのお試し告知&割引に使いましょう」
という話をしました。ここでの施策選びのポイントはこちらです。
・ これくらいなら、負担なくできそう
・ 結果がすぐにでそう
また、運のよい事に、このパン屋さんは、まだ若くてやる気のある創業社長でした。
◆ 結果は直ぐに出た
LINEで告知したお試しパン、大盛況でした。
大盛況すぎて、買い占められて、あっという間に売り切れです。
そうするとPDCA(仮説検証)のチャンス!
早速改善点を次の告知に反映です
① 買占め防止(おひとり様3個まで)
② 焼き上がり時間告知(10時 14時 18時)
こうして、このお店ではLINEでの告知が定着して集客と売上に貢献するようになりました。
◆ これでもできるのは10社中1社
これができる会社が、10社中1社くらいしか無いです。
そして、こんな簡単な事で、苦も無く(というと大げさですが)会社はよくなります。
是非とも最初は小さく始めてください。
余力が無い時ほど、大きく変えなければいけないので大きなことをしたいと思ってしまうのですが、自社の実力と現状に合わないと、なかなか継続が出来ません。
そしてこの辺の匙加減、それからそもそもあなたの会社が10社中1社になれるか、がコンサルタントの腕ですね。
こんなお話をこちらの動画で詳しく説明していますので、興味があればご覧ください。
中小経営者のミカタ!
赤字会社の絵に描いた餅のような黒字化計画を実行するには(事例紹介)
01:57 事例紹介 小さな成功
02:46 小さな成功のコツ
04:08 改善点がわかったら
05:39 最後に一言
今回は以上です。
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。