コロナウイルス 日本政府が考えていること


本日は、コロナウイルスに関する内容です。
ただし、会社経営にも十分関係がありますので、お話します。

◆ 4月から学校がはじまるのはなぜか?

日本で感染者が増え続けているのに、どうして4月から学校を再開するのか?

という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
この疑問は当然なのですが、そもそもなぜ日本政府が3月に学校を休みにしたのか、を知る必要があります。


そんなの感染拡大防止のためだろ

とお思いの方。
はい、正解です。しかし十分な正解ではありません。
簡単に言うと…、

感染拡大のペースを遅らせるためです。


◆ 感染拡大を防止しようとは思っていない

↑これです。
政府は、「感染拡大がハイペースで進み、医療機関が対応できなくなる事」を防ぐことを第一目的にしています。

そのために、感染拡大のペースを遅らせ、その間に医療機関の体制を整える事が必要なのです(またそれには、感染クラスターと呼ばれる感染者集団の感染経路を特定し、隔離することが必要になります)。

つまり、感染者数の拡大よりも、その感染ペースを抑える事を重視している、という事です。
お分かりいただけますでしょうか?

そして、1人の感染者が何人に感染させたかという「基本再生産数」という指数があるのですが、
日本はそれが約1.0で、世界的にも低い数値に抑えられているために、「抑え込みに成功している」と政府は言っている、というわけです。

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という事を、 中小企業診断士のBCP(Business continuity planning:事業継続計画) 研究会で勉強させて頂きました。

なんだ、受け売りか、と思われた方、申し訳ありません。
しかし「研究したい」という意欲が、私たち先生業には大切な事なのです。自分が学ばなければ、ひとには教えられませんから。

この記事の学習も、おかげさまで、大変勉強になりました。感謝しております。

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