経営者の思いが社員に伝わらないのはなぜか

支援先の社長にこういわれました。

「毎朝朝礼で自分の考えを話しているが、社員がそれに沿って動いてくれない」


何言ってるんだ、社員なんてそんなもんだ、と言われるとそれまでなのですが、それで終わらせるにはもったいない話でした。もう少し詳しく説明すると、この社長さんの悩みに共感できる(かもしれません)。

◆ 毎朝繰り返し話している

この社長さんが毎朝繰り返してお話している事は、たった1つでした。それは「お客さんには親切にしなさい」という事です。シンプルですよね。なんて分かり易いメッセージなのでしょうか。それでも社員さんはそうしてくれない、と言うのです(社長から見ると)。



例えば、電話の出方が雑だったり、来客に挨拶が無かったり、締め切りまでに回答を出さなかったり。実際にいくつかの件で社長に直接クレーム(というか苦言)が届いているそうです。うーん、困りました。社長の悩みに共感できます。決してレベルが高い状態とは言えません。さて、どうやって解決したら良いでしょうか?

◆ なぜやらないのか?

社長に単刀直入に聞いてい見ました。


「社員に、なぜやらないのか、聞いてみたことはありますか?」


答えはNo。
驚きました。聞いてみればいいじゃないか、と思ったのですが口にはせずに、その理由を尋ねると「自分が率先垂範している姿を模範としてほしい」とのことでした。古き良き日本の社長の姿です(実際、とても良い方なのです)。でもその思いは社員に伝わっていないかもしれませんよね。だから社長の望む姿と社員の現状にギャップが出ているのです。

ちなみに、定期面談などもしていませんでした。双方向コミュニケーションに改善の余地があります。


従業員は10人程度なので、全員と面談することは可能な規模ですので、現在、どのような面談をするかについての検討をしています。


分からない事は、素直に聞いてみる。というお話でした。分かっているようで分からない事は案外多いものです。
あなたは部下のことをどのくらい分かっていますか?


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