悪いとは言いませんが私ならそうしない。

とある協力金の話です。

県から協力金という公金が出る事になりました。それを支援先の企業に知らせるのは、私にしたら当然の事です。勿論、分け隔てなく協力金の対象となる全ての支援先に連絡をしました。


一方で、連絡する先を選り分けるコンサルの方がいました。「なぜ知らせない支援先がいるのか?」と聞いた時の答えがこれです。

この人はお金を貰うとやる気がなくなる。


私は、この対応が正しいかどうかはわかりません。そしてそれを論じることもしません。


ここでお伝えしたいのは、私ならこのような対応をしない、という事です。なぜならば、支援先に有益な情報を伝えないのは背信行為だと考えるからです。その情報に対してどのように反応するかは、100%相手に委ねられています。お金を貰ってやる気がなくなるのも結構ですし、もしそうであれば、そこから立ち直らせるそしてそれを学びの機会にする、ということです。わたしならそうします。


繰り返しますが、このコンサルの方を否定はしません。相手にとって何が有益なのか、という考え方の違いですから。


そして支援を依頼する企業とすれば、どちらのコンサルが自分自身に合うのかを選べばよい、という事です。それが相性なのだと思います。私は、企業にとって最も良い道を選ぶのは経営者自身だと思っていますし、その為に最大限のサポートをするのがコンサルタントだと思っています。上からでも下からでも無く、横にいるパートナーという立場であると思っています。ですので、前述のコンサルの方の対応が、少し上から目線に感じてしまったのかもしれません。繰り返しますが、悪いとは思っていません。


さて、みなさんはどのようなコンサルタントにお仕事をお願いしたいでしょうか?


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