大井川鐡道きかんしゃトーマス　観光産業視点で更に強化できそうなところ　最終回（だと思う）

おはようございます。中小経営者のミカタ！　中小企業診断士の牧野史登です。
本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。今回も、孤独に頑張る中小・小規模企業の経営者の方に、お役立ち情報をお届けしたいと思います。

さてさて、溢れる大井川鐡道きかんしゃトーマス愛で、中小企業診断士が、観光産業視点で、更に強化できそうなところを書いてまいりました。今回で最後になるといいのですが、どうでしょうか？
さっそく行きましょう！

C.　コト消費

もっとイケるぞ、バスのバーティー！

トーマスとの競争が素晴らしいバスのバーティー。私も乗らせて頂きましたが、とにかく素晴らしい体験です。まさに実写版、いや実車版！

そして、SLのトーマスと並走した時の臨場感は、バス側でしか味わえません。しかも、SLの運行に合わせて、並走する運転技術は、相当高いレベル。そんなバーティーに片道乗って、片道はトーマスに乗ると、往復トーマスに比べて、、家族3人で+6,000円（15,000->21,000円）。

この追加料金を、高いなって思う人は、このサービスの潜在顧客ではないので、勇気をもって無視しましょう。そして、このバーティー、バスなので16席しかありません。

競争率は、私が乗った平日で30-40倍、ピークのお盆は200倍！
との事です。プラチナチケットですよね。

そんなバーティーが、折り返しの千頭駅で停まっている時にも、もっと働いてもらいましょう！

例えばバーティーに乗れなかった人向けに・・・、
・停車中の室内に入れる＋運転席に乗れる＋写真撮れる＋その場で写真販売（アンパンマン方式）
　
・バーティーミニツアー
休んでいるバーディーでちょっとその辺を1周。
お一人様1000円。家族3人割引で2500円、とか。抽選に外れた人、大喜び。

バーティーに乗ったお客様には…、

・　トーマスの乗車では、実際に写真撮って販売してますよね。16席しかないバーティーは、超貴重ですから、バーティーが当たった人は、トーマス車内写真とセットで2,500円とかでいかがでしょうか？私なら買いますね。バーティー貴重ですから。

さてさて、こんな感じでいかがでしょうか、オンリーワンの資産をお持ちの大井川鐡道様。
もっともっとお客様に価値を提供して、喜んでお金を支払っていただけそうでしょうか？

ちなみに、当日の牧野家の支出はこんな感じでした。

お土産はそこそこ買って、お昼と喫茶でもお金を使っていますので、強化したいのはやっぱり「コト消費」の追加支出かな、と思います。千頭駅で1,000円しか使ってませんから。