富士急ハイランドリゾート トーマスルームが観光産業視点で何が素晴らしいか



おはようございます。中小経営者のミカタ! 中小企業診断士の牧野史登です。
本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。今回も、孤独に頑張る中小・小規模企業の経営者の方に、お役立ち情報をお届けしたいと思います。

前回の大井川鐡道きかんしゃトーマスシリーズに続き、今回も、観光産業の視点で、1つブログ記事を書かせて頂きます。 どうぞよろしくお願いいたします。

今回は富士急ハイランドリゾートのトーマスルームについてです。
きかんしゃトーマスに関して興味の無い方は、なんじゃらほい、と思われるかもしれませんが、観光産業という視点で、経営コンサルタントが語らせて頂きます。


◆ 富士急ハイランドリゾート トーマスルーム 簡単に解説

まずは、このご紹介からです。
富士急ハイランドの中には、きかんしゃトーマスのテーマパークがあります。2018年で20周年を迎える歴史あるテーマパークで、私も2回遊びに行っています。

そして、 富士急ハイランド の横にある宿泊施設が富士急ハイランドリゾートというホテルです。今回のトーマスルームは、このホテルにあるお部屋で、日本で唯一、トーマスをモチーフにしてお部屋があります。


どのお部屋もトーマスワールドの再現度が高く、非常にハイクオリティです。
ちなみに、自分は機関庫のお部屋とパーシーのお部屋に泊まったことがあります。

料金は、平日で5-10万円程度と、決してお安くはありませんが、1年前からほぼ予約で満室、という人気のお部屋ばかりです。


観光産業視点のGood!


大井川鐡道きかんしゃトーマスでも書きましたが、観光産業を診るときのポイントはこちらです!



 観光客がどこでお金を落としているか
=お客がどこに付加価値を感じているか
=観光地がお客にどんな付加価値を提供しているか


そして、お金が落ちるポイントはこちら。

・ お客の導線
・ 物販(モノ消費)
・ 体験(コト消費)

こんな視点で、富士急ハイランドリゾートトーマスルームをみていきますね。

① 体験を売っている

はい、その通りです。
日本でここだけですから。トーマスのお部屋に泊まれるのは。しかも、前述の通りクオリティはめちゃめちゃ高いです。

ちょっと余談ですが富士急ハイランドのお客さんはテーマパークに遊びに来るお客さんですので、1日遊園地で遊ぶことで、コストパフォーマンスを最大にします。つまり、宿泊には価値を見出しません。そんな中で、常に予約で満室の高付加価値スイートルームを成功させています。

この着眼点(宿泊客を呼ぶ導線=富士急トーマスランド ∔ 体験:コト消費+日本で唯一オンリーワン戦略)、お見事ですよね。



さてさて、このシリーズも長くなりそうですので、更なる分析は次回にさせて頂きます。
内容が気になるという方は、是非ともこちらの動画で公開しておりますので、チェックしてみてくださいね。

中小経営者のミカタ!
富士急ハイランドリゾートトーマスルームは観光産業視点で何が素晴らしいか



今回は以上です。

本日も、最後まで読んでくださってありがとうございます。
感謝いたします。