資金繰りに困る前にできることがあったはず
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おはようございます。中小経営者のミカタ! 中小企業診断士の牧野史登です。
本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。
今回のお話は資金繰りです。
金融機関から企業の経営支援を依頼される場合、この資金繰りのご依頼が圧倒的に多いです。金融機関の大切なお仕事の1つが融資ですから、当然ですよね。
◆ 資金繰りにこまっている会社のお話
さて、資金繰りに困らない会社の方が少ないかも、と私は思うのですが、みなさんいかがでしょうか?
とくに私が支援に行く「経営の厳しい会社」はこの傾向が圧倒的に強いです。過去にもこんな会社がありました。
① 掛けで仕入をしていたが資金がショートしたので、現在では現金仕入れのみ
② 運転資金がまわらずに、毎月のように銀行に追加融資を依頼しているがなかなか良い答えがもらえない
③ すでに返済猶予中だが、黒字化の見込みが立たないので仕入れに影響が出ている
ちなみに、これらの会社さんの共通点は「資金繰り表」を作っていない事でした。
厳しい事を言うのですが、原因があって結果がありますので、①②③の状態を招いたのには、資金繰り表が無い、という原因があったという事です(原因はこれだけではないですが)。
◆ やらない会社はやっぱり…
わたしは、「資金繰り表を作ってください」とは言いません。
「資金繰り表があれば、先々の資金ショートを予知できますよ」というアドバイスをしますが、やるかやらないかは、ご本人の自由です。
はい、100%自由ですので、他にやりたい事があればそちらをやってください。その結果①②③のような状態になったとしたら、他を優先した結果ですので仕方ありません。
出来ない事、やらない事は悪いことでは無いですし、それを言い出すと完璧な人間などいませんから、すべて出来ている人や経営者や幹部社員なんてどこにもいませんしね。
ただ、資金繰りは会社が立ち行かなくなるおそれのある事案である、という事だけは理解した方が良いです。
①②③の会社の方も、その状態になってご理解を深められたと思います。
このブログをご覧になったみなさんは、そこまでいかなくとも理解できる機会があった、とお考えいただけると嬉しいです。
今回は以上です。
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。
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