仕事をして報酬をもらう
仕事をして報酬をもらう、と書くと当たり前の事に聞こえますが、これが出来ている会社員は多くありません。
先日、支援先の社長がこう嘆いていました。
「お金をもらって仕事をする社員が多い」
正直、それは仕方ないと私は思ったのですが、口にはしませんでした。
会社員というのは、会社に雇われて給料をもらう人の事です。
仕事の質と量は、ある程度報酬に反映されますが、基本的に報酬=給料は安定しています。
そして何より、お金をもらえるから会社に来て仕事をしているのです。
この社長は、自ら率先して仕事をする、新しい提案や仕事を作り出すことを社員に期待して、前述の言葉を言ったのですが、正直それは現時点では望みが高いと言わざるを得ません(でも、望みが高い事は悪い事ではありません)。
◆ お金は後からついてくる
結果を出している独立開業者、会社の社長、デキる一部の会社員は「お金は後からついてくる」事を知っています。
ホントかよ、と思っている方もいらっしゃると思いますが、どうやらこれは事実です。
私も実感しています。
ですので、デキるひとは、まず最初に仕事ありきです。
よい仕事をする。勿論、報酬以上の仕事をする。当然、相手が喜ぶ仕事をする。
この結果、お金は後からついてきますし、十二分に返ってきます。
私自身の、つい最近の例でいきますと…、
正直、あまり単価の高くないお仕事を2件引き受けました。でもその仕事は自分にとって意味のある仕事でしたので、全力投球しました。
本当に、ノウハウ全出しで包み隠さず同業者からも「そこまでやる?」と言われるほどでした。
そのお仕事はめでたく先日終了したのですが、その後から2件とも、通常単価での追加のご依頼を頂きました。
仕事単価は結果なので置いておきますが、このように全力を出し切って質の良い仕事をすることで、結果やお金は後からついてきます。そして好業績を上げている会社の経営者は、そのことを知っています。
ですので、売上や利益だけで仕事や受注を判断しないのです。
業績に苦しむ経営者の方、仕事をやらされている感のある会社員の方、ご参考になりましたでしょうか?
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