強いものが生き残るのではない


「新しい日常」
「新しい生活様式」

これらに準じて、業界団体がガイドラインを出しています。
==================
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
https://corona.go.jp/
==================

そしてお話したいのは、ガイドラインの内容ではありません。

◆ 変化への「適応」

今回の感染症は、ひとつの大きな変化点です。
とても分かり易いです。


この「分かり易い変化である」という点に気が付いているかが、経営者としての手腕の違いだと私は考えます。



どういう事かと言いますと、
変化と言うのは緩やかな場合が多いものです。そして目に見えるまでに時間がかかります。


私たちの日常は、本当に知らずに変化しています


例えば、化粧品。
男性の方はあまり興味が無いと思いますが、最近は口紅の消費額が落ちています。


ドラッグストアなどでは売り上げ大幅減です。
口紅と言うと化粧品販売の本命中の本命、という印象ですがこのような現状です。
ちなみに、目もとに関連する化粧品販売は増えています。


こうした変化、とくに長く大きな流れとなる変化(目先ではなくという意味です)をとらえて経営をしている方は、浮き沈みの中にも一定の安定感があります。



◆ 「適応」できているか


コロナが原因での倒産・廃業が3万5千件
という試算があるそうです(帝国データバンク)。


一方で中小企業庁によると、

ここ数年の倒産・廃業の件数は毎年3万6千件


毎年、コロナの影響と同じくらいの会社が「店を閉めている」のです。


赤字・後継者不足など理由はそれぞれですが、そうした変化に(例え意図的であったにせよ)適応していないから倒産・廃業する事は間違いありません。


お客を回転寿司にとられたというお寿司屋さん
お客を認定中古車にとられたという中古車屋さん
お客をネット通販にとられたという服屋さん


いずれもご縁のあった経営者の方々からの言葉です。
正直、当時は経営も安定していませんでした。




感染症で大変だ。
確かにその通りです。急激な変化ですから。

ただし目に見える変化というのは対策もやりやすい。


現に多かれ少なかれ、みなさん対策をしています。そして急いで対策しないと生き残れません。



しかし、目に見えない形で進む変化は対策がやりにくいのです。


そして気が付いたとしても、
「様子を見よう」
「他社はどうしている」

と周囲ばかり気にします。


強いものが生き残るのではない。変化に適応したものが生き残るのだ。


適者生存。
コロナ感染症でそれを「目に見える形」で試されたといえる。と私は考えています。


————–
ちなみに、前述したお寿司屋さん、中古車屋さん、服屋さんはみんなさん2代目社長でした。

この方々は「イケイケ」ではなく失敗を怖がる傾向にありました。
それがどうしてかを、短めの動画で解説してみましたので、ご参考にどうぞ。

ただし、今回のブログの内容と関連が薄いので、ご興味の無い方の方が多いと思います。