わずかな手間の差が大きな差別化を実現する

講師の仕事が多い私の場合


先日、商工会議所さんでセミナー講師をしてきました。ご用命頂き大変感謝しております。

そしてセミナー翌週に個別相談も実施して頂きました。

私は思うのですが、セミナーやりっぱなしではなく、内容に興味を持ってくださった参加者に対してその後のフォローアップをするというのはとても大切だと思います。

ですのでこの個別相談というアイディアを実践されている商工会議所さんは素晴らしいと思います。

自分もその活動により貢献しよう、と考えました。

付加価値を上げるために私がしたこと


個別相談には5者(社)ご参加頂きました。ありがたいお話です。

テーマはWeb集客でした。以下を実施しました。

・セミナー当日、個別相談予定者さんに5分程度の事前お悩みヒアリング
・個別相談当日は、相談者さんのWeb・SNS活用状況を分析して、改善点の提案資料提供


事前ヒアリングできなかった1者(社)さんを除いて、4社に改善点資料を提供してきました。

この資料が、事業者さんと商工会議所さんにご好評を頂きました。

営業っ気ぬきで、中立公正な立場の専門家に、改善点を指摘され資料を提供される経験は、おそらく参加された事業者さんにとって初めてのご経験だったと思います(『〇ットペッパー』や『〇るなび』から提案資料を貰った事はあれど)。

それはやはり、喜んで頂けるわけですよね。

私にとっては、1者で1時間くらいかかる資料ですので、当然ある程度の負担にはなるのですが、それを考慮しても、効果の方が大きかったと感じています。

言葉を替えると、『付加価値は自分次第で上げられる』ということです。

顧客は誰か?を考える



顧客への付加価値を考える場合、私は最初に以下の2点を考えます。

『顧客は誰か』
『お悩みは何か』

今回で言うと…、

顧客は事業者さんと商工会議所さん
お悩みは自社にあったWeb・SNS活用による売上改善



この切り口で事前のヒアリングを行い、改善点を資料で『見える化』すれば、喜んで頂ける可能性は高いです。少なくとも迷惑にはなりません。


あとはやるかやらないか、です。

私は顧客の価値になる事は、断じて実施する事に決めています。

そのために自分の時間を使う事は、限度はあるにせよ、喜んでやることのひとつです。