仕事は顧客の笑顔ありき! 小規模事業者持続化補助金編
小規模事業者持続化補助金コロナ特別枠 採択率低下はしたものの・・・
持続化補助金の第3回締切で採択率が大幅に低下しました。
採択率 第2回81%->第3回34%
この大幅下落がちょっとした騒ぎになっておりまして、発表日の2020年10月30日には、私の周辺がざわついておりました。
残念な事に、実は私も1件落としてしまいました(いつか記事で書こうと思います)。
一方で採択された事業者さんの笑顔がとても嬉しかったです。本日の本題はこれです。
コロナの影響を受けても立ち止まらない
私が支援している小さなお店屋さんのお話です(何のお店かは書きません)。
60代のご夫婦とパートさん数名で小売店をされています。
ご多分に漏れず、今般のコロナ禍で影響を受けています。
売上は60%減の月があったり、コロナ融資制度で借り入れを増やしたり、従業員を休業させたりと、先行きには不安を抱えてらっしゃいました(勿論雇調金は活用しています)。
ですので、このコロナ禍での補助金採択、とても喜んでらっしゃいました。
実は既に補助金交付を見込んで、積極的な販促を始めていたから尚更です(コロナ型は補助金が訴求払いされるのです、ありがたや)。
しかも販促の結果、売上が前年同月比115%にまで伸びました!
このようにこの事業者さんは、コロナ禍に挫けることなく売上が落ちている間も、積極的に動いていらっしゃいました。その成果が出始めています。
本当に素晴らしいですし、支援した側としても嬉しいです(私が支援した内容は本題から逸れるので、またいずれ)。
ちなみに、この事業者さんは過去記事でも紹介した、素晴らしい方です。
強さの源泉は何か?
この事業者さんの精力的な活動の裏には、昨年の辛い経験がありました。
売上の低迷、身内の不幸、従業員削減など、昨年は気持ちが落ち込でいる時期がしばらく続いていらっしゃいましたし、正直、昨年は元気が無かったようにお見受けしました(私の周囲の面々も同じ印象をもってらっしゃいました)。
一方でこのつらい時期にこの方は根を下へ下へと伸ばしていらっしゃいました。
何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。
やがて大きな花が咲く。
高橋尚子:マラソン選手
この時期があればこそ、コロナ禍でも必要な支援を受けながら(これを受けられるのもご本人の情報収集と資質の賜物です)、売上を回復することができました。
補助金、かくあるべし!
私は、この方に補助金が交付されて本当に良かったと思っています。
採択発表の結果を電話でお知らせした時の嬉しそうな声は、私にとって何にも代えがたい報酬でした(『生きてる』って感じです)。
私にとって理想の補助金支援はこうしたものです。
これからもこのような支援をしていきたいと思います。
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