小規模事業者持続化補助金コロナ特別枠 落ちた申請書の特徴

採択率100%を維持しました!

先日、小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型の第2回締切分の採択結果が発表になりました。

ありがたいことに、私が書いた申請書は全て採択されておりました。おかげさまで1回目、2回目ともに採択率100%です

先日発表になった第2回目の採択率はこちらです。

第令和2年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」の「コロナ特別対応型」の採択率

1回締切分 6,744件 5,503件  81.6%
第2回締切分24,380件 19,833件  81.3%

参照:令和2年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」の「コロナ特別対応型(第2回締切分)」の補助事業者が採択されました(中小企業庁)
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2020/200722jizoku.html

申請件数は3.6倍に増えましたが採択率はほぼ同水準。81%の採択率は高水準と言えると思います。

こんなに多数を採択していて予算が足りるのかな?

と思います。だた不足したとしても2次補正の際の予算予備費10兆円が充てられるのかな、なとど思っています(私見です)。


高水準の採択率でも落ちる人はいる

8割は通っていますが、2割は落ちています。

私が知る限り、この2割に入ってしまった「落ちた申請」について書きたいと思います。

落ちていたのはこんな申請です。

落ちた事例1 案件が強引

コロナ特別対応型に応募するために、内容をこじつけている印象がありました。コロナ特別対応型は、補助金額の1/6以上が、A-Cのいずれかに該当する必要があります。

Aサプライチェーンの毀損
B非対面型ビジネスへの転換
Cテレワーク環境の整備



詳しくはこちら

令和2年度補正予算 日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型> :: 持続化補助金とは
https://r2.jizokukahojokin.info/corona/index.php/%E6%8C%81%E7%B6%9A%E5%8C%96%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E9%87%91%E3%81%A8%E3%81%AF/




ABCのどれかに無理やりこじつけて、上限額100万円をねらいにいった、という強引な例ですね。もちろん、ある程度の脚色はアリだと思うのですが、度が過ぎると審査員に嫌われます(私見です)。

8割は通してもらっているので、割と強引でも大丈夫なのですが、やり過ぎるとアウト、という事ですね。この辺のさじ加減は後述します。

ただこんな案件も通っていますので、この辺の見極めは難しい。。。

この辺のさじ加減は後述します。

落ちた事例2 申請書の内容がイマイチ


これはプロに頼まず自力で仕上げた方にありがちです(稀に下手なプロもいますが)。

案件自体は、「通りそうな案件」なのですが、残念ながら書き手側に問題があるケースですね。

こうした案件はちゃんとした方(=プロ)に依頼すれば通りますので、是非そうしてください。こういう所でお金を惜しむと、結局は時間も補助金も失うことになります。

申請を通すためには

プロに頼んで下さい、とは言いません。

それだけが採択される道ではありませんし、実際にプロに頼まず自力で申請書を書いて採択されている方もたくさんいらっしゃいます。

採択の確率を上げるためには、完成した申請書を、まったく予備知識の無い誰かに読んでもらってください。その方が内容を理解できれば、まずまず採択の可能性があります。

要は初めて申請書を読む審査員に「内容を正しく理解してもらえる申請書」になっているかどうかです。そしてそれは書いた本人では判別がつきにくいので、第三者に読んで判断してもらうのが一番だという事ですね。

そんなの面倒!

というかたは、どうか専門家にお金を払って書いてもらってください。

以上、1回目2回目、ともに採択率100%の牧野でした。

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