中小企業診断士が教える、パン屋さんの売上アップをLINEで実践【好事例紹介その3】



おはようございます。中小企業診断士の牧野史登です。

本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。



(ブログ記事の最後に解説動画が付いています、頭がお疲れの方は、脳への負担がより少ない、動画をご覧ください!



さてさて、本日は、 パン屋さんの好事例をご紹介の3回目です。
前回記事を、まだ読まれていない方は、こちらからどうぞ!

中小企業診断士が教える、パン屋さんの売上アップをLINEで実践【好事例紹介その1】

中小企業診断士が教える、パン屋さんの売上アップをLINEで実践【好事例紹介その2】

◆今日から使える、A社の良いところ



4.LINE登録後のさらなる特典= 覆面調査員募集!


さて、以上の活動だけでも、十分、LINEを活用できているA社ですが、さらに、もう一歩踏み込んだ活動をしています。

それが、覆面調査員募集

言葉で既に、お分かりになりますよね。
はい、そうです。ミシュラン覆面調査員、みたいなアレです。

(ここまで、前回の続き。ここから、今回の記事です)

A社さんの場合は、こんなお話でした。

① LINEお友達の中から、覆面調査員募集
② 報酬 数千円(下の方の数千円です)
③ チェック項目は、店舗での「品質」・「サービス」・「清潔さ」など


もし、ご自身がこのメッセージをもらったら、どう思うでしょうか?

めんどくさそう? おもしろそう? 


もちろん、A社が狙っているのは「おもしろそう」と思ってくださるお客様です。

調査員に応募してくださるのは、きっとこんな方です。

・ A社の事が好きである。
・ A社に、もっと良くなってほしいと思っている。
・ A社に、何らかの形で関わりたい
・ 好奇心が旺盛である。
・ 報酬が欲しい。


はい、そうですね。
報酬以外のポイントが、大切です。

つまりこれは、A社さんのファン作りの一環なのです。
A社側に立って、A社を改善してくれる方です。きっと、その方は、長くA社のお得様になってくださいます。

そして、もちろん、お客目線からの店舗改善、という目的も果たせます。
しかもコストは、わずか数千円。最高ですよね。

「ネスカフ〇・アンバサダー」みたいなものです(例えがわかりにくいでしょうか?)


5.店舗の独自性を大切にする


さて、最後に1つ、補足です。

A社さんは、5店舗をお持ちですが、このLINEの運用は、店舗ごとに行っています。

つまり、店舗ごとにQRコードを取って、LINEのお友達登録を募集しています。

これは、本社側での管理は大変ですが、店舗という現場にとっては、非常に良い面があります。


店舗ごとの独自運用 = 店舗の独自性を尊重し、自立を促し、競わせる


という事ですね。

立地も、客層も、売れる商品も、店舗によって異なりますから、販促の運用は、店舗の独自性を尊重する。そして、店舗の自立を促し、競わせる。


いやはや、お見事ですね。よく考えられています(コンサルタント視点から、敬意を表します)。

◆まとめ
 小規模でもすぐに活用できる点


さてさて、図らずも3回にわたる、A社の好事例紹介だけで、長いブログ記事となってしまいました。まだ、紹介したい事例がありますが、一旦、A社さんの活動の中で、小規模店でもすぐに活用できる点をまとめます。


【小規模店でもすぐに活用できる点】

① HPがあれば、HPでのLINEお友達登録を促進(あらゆる接点を利用しましょう!)

② 10円引き = 割引率は高くないが、お得感は高い(分かり易いメリットを!)

③ 新作割引・プレゼント・先着順(お店視点&お客様視点での販促を!)

④ 覆面調査員(ファン作り&お店の改善点をお客様目線で!)
 



さてさて、今回は以上です。

そして、そして、今回までの全3回は、こちらの動画でさらに詳しく解説していますので、是非をどうぞ。

動画は、文章に比べて、脳への負担がより少ないので、疲れた頭にお勧めですよ!


中小経営者のミカタ!  公式チャンネル
パン屋さんの売上アップをLINEで実践【好事例紹介その1】(約13分)



本日も、最後まで読んでくださってありがとうございます。
感謝いたします。