経営理念がつくれないのはなぜか

本日は4月1日です。多くの会社では新年度が始まる日であり、社長の講和がある会社も多いかと思います。

だからというわけでは無いのですが、今日は経営理念についてです。

◆　経営理念は必要か

経営理念。社是。ビジョン。ミッション。

呼び方はいろいろありますし、その意味合いは少しずつ違うのですが、これらは全て会社設立の目的となるものであり、経営者の想いであり、企業活動の判断基準となるものです。

そして、経営理念が無い会社、あっても社員に浸透していない会社があります。そうですね、少なくありません。
私は経営理念を作る事を強くお勧めしています。理由は簡単で、それは


会社設立の目的となるものであり、経営者の想いであり、企業活動の判断基準となるもの

だからです。無いという事自体が問題アリです。

しかし、それを作ろうとすると「どう作ればよいかわからない」といって重い腰を上げない経営者がいます。

◆　経営理念を作れない経営者がいるのはなぜか

経営者を見てきた私の結論はこうです。
経営理念をつくれない経営者には、そもそも「人生理念」がありあせん。

経営者といっても、勢いや成り行きで会社を作ったりしたかたもいるので、皆さんが経営のプロではありませんし、人生を生きる達人でもありませんので、人生理念が無くても仕方ないと思います。

ただ、経営理念を作れない理由は、「人生理念」が無い事です。これは、断言します。


経営とは、その方の人生の一部でしかありません。

ですので、「人生で大切にしているものは何か、それを手に入れ守るためになにをしているのか」ということをまず考えます。

そして、その後に「人生で大切なものを実現する為に、どんな会社にしたいのか」を考えると、経営理念というのはおのずと出てきます。

まず最初に経営理念を作ろうとするから、出てこないのです。


是非、人生理念を最初に考えてみてください。



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