ずっと黒字の小規模企業の社長の凄み


支援先の社長から紹介を受けて、とある小規模企業にお邪魔しました。

この会社、社長を含めて5人の従業員でやっている輸送機器販売業なのですが、ずっと黒字で新たに追加投資する! と鼻息も荒いイケイケの会社でした。

◆ 社長の凄み

会社はイケイケなのですが、社長はたいへん温厚な方でした。
アポの電話でも実際の対面でも、穏やかで終始笑顔の素敵な方でこちらも引き込まれて笑顔になってしまいます。

「うちは小規模なので少数精鋭」
「この人数でこんなにたくさん売っていると、メーカーからも驚かれる」
「おかげで毎年利益が出ている」

と会話の端々に積み重ねた実績に対する自信が表れていました。しかも嫌味がなく、とても謙虚に。

笑顔が素敵なうえに、しっかり考えて経営をされているので、なるべくしてなった連続黒字、という結果です。

◆ 小規模≠少数精鋭

小規模なので、当然少数の社員なのですが、それを精鋭にするには大変な努力が必要です。
なにせ、最初から良い人材など入社してこないのですから。それを手塩にかけて育てているうちに辞められてしまう、というのが小規模企業です。

しかしこの会社は違いました。
何より社長が一番の働き者で、社員に背中を見せていました。顧客管理、DM送付、キャンペーン実施などなど、やるべきことを定期的にしっかり実施しています。

さらに昇給も毎年していますし、黒字をしっかり社員に還元しています。そして社長が社員に比べて破格の高給をとっているというわけでもありません。

このように、決して特別な事をしているわけではありません。「当たり前のこと」をコツコツ積み上げて、他社がまねのできない高いところまで行っているという好事例でした。


そうです、好業績の会社の多くは、特別な事をしていません。

継続と改善

これが成功の秘訣であり、これを積み上げている会社でした。
あなたの会社は、いかがでしょうか?


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