勉強しない「会社員」
誰かに怒られそうなタイトルですが、
私のブログなので書きたいことを書きます。
会社員というのは、本当に勉強をしない人種です。
もちろん例外もたくさんいますが、今回はこんなお話です。
◆ 巨大企業のこんな現実
以前の職場で、こんな教育訓練の施策がありました。
会社がリクル〇ト社の研修サービスを導入して、
全社員が半年間で好きな講座(通信ではなくセミナー・講義形式)を
5つまで受けることができるチケットをもらいました。
平生、社員教育にあまりお金をかけず、OJT任せだった会社でした。
ですので当時は社内で話題になった施策です。
ちなみに前年に黒字転換してお金に余裕があったという理由もあったのでしょう。
さて、そのチケットの消化率、何%だと思いますか?
◆ 勉強しない人は機会を与えられても勉強しない
1回でもセミナー・講義に出た人は約67%。
一人5枚配られたチケットの総枚数に対する消化率は35%でした。
私はここがどんな会社か知っていたので、
特に驚きはありませんでした。まあこのくらいだろうな、と。
通信教育やら資格取得やらTOEICやらと教育制度はできますが
笛吹けど踊りません。
理由は簡単で、社員にしたらそれをやる理由がないからです。
いままで教育らしいことをしてこず、勉強熱心でない社員を作っているわけです。
そんな社員に勉強の場を与えてもやりませんよね。
勉強熱心なのは転職したい社員くらいです。
◆ あなたも勉強しなかったでしょ
はい、勉強しませんでした。
先日書いた工場見学の話にも通じますが、
勉強しない人に勉強させても会社の業績や改善にはつながりません。
本当につながりません。
社員教育というのは、成果が見えにくい投資分野です。
それにお金をだすくらいなら、優秀な人材に報酬を出して雇ったほうが良い。
それくらい、勉強しない人種を変革するのは大変です。
繰り返しますが勉強する理由がないのですから。
そんなデキの悪い教育施策を考えた人事のあなたも、
それほど勉強してきましたか?と私は言いたいです。
そうはいっても社員を成長させたいとお困りの方はこちらの動画をどうぞ。