中小企業診断士が『凄い』と思う経営者

私は中小企業診断士という資格を持っていて、経営コンサルタントをしています。経営支援をする経営者にはいろいろな方がいらっしゃいます。

そんななかで、今回は私が凄いと思う経営者のお話をします。

といっても孫正義さんや柳井正さんのお話ではありません。市井の経営者の方です。

年齢を意識しない



私は今年で47歳になります。経営コンサルタントでいうと中堅の年齢です。70代の先生も普通に活躍されている業界ですので。経営者も同じです。30代もいれば80代もいます(私が支援した最高齢は81歳です)。

そしてコンサルタントは『経験』が価値とされます。(私は決してそれだけでは無いと思うのですがそれは置いておいて)。30年社長をやっていて、従業員を10人雇って社会保険に入って、個人保証を1億円している60代の経営者にすれば、私なんて『ひよっこ』にみえるわけです。

ひよっこに見える人の意見は聞きませんよね。それが一般的です。

私が凄いと思う社長は、こうした年齢という『属性』は気にしません。若年でも自分より優れた部分があれば、それを吸収しようという姿勢があるからです(実際にその姿勢を強く感じます)。

意見を否定しない


私は、初回のヒアリングでは話を聞く側に徹しています。もちろん質問はしますが、自分が滔々と話すことはまずありません。助言も、初回は極力控えます。その場で発出したアイディアを口にすることはあまりありません。

そんな中でも、その場ですぐに助言を求められることがあります。お役に立つか否かは相手があることなのでわかりませんが、求めに応じて助言をします。

こうした時に、私の助言を否定しない社長はすごいと思います。逆に言うとそういう方はあまり多くありません。多いのはこういう方です。

私がその場で出した『雑な』意見からも、業雑物を除いて本質を見る力がある、という事です。

私は思うのですが、こういう方が結果として最も『得』をしているのではないでしょうか。どんな意見からも自身に使える良い部分を拾い上げているのですから。

松下幸之助の名言

松下幸之助さんはこう言っています。

「10人いれば10人、100人いれば100人が自分の先生である。自分が一番あかん」


すみません、正確な言葉は忘れましたが、内容はあっていると思います。

私も深く同意します。そしてすごいと思う経営者からも、そうでない方からも何かを学ぼうと考えて接しています。



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