自分の天職を見つけたい
中小企業診断士の資格をもって経営コンサルタントをしています。
最近は、事業が順調な方とお仕事をする機会が増えております。
楽しそうにお仕事をされている方。
従業員を大切にしている方。
今年は臨時賞与を出せた、と嬉しそうにしている方。
うーん、素晴らしい。
天職って感じです。
さて、なんでも聞いてしまう野暮天な私は、こうした方々に『どうやってこの仕事を見つけたのですか?』と伺ってみました。
自分の天職をどうやって見つけたのか?
『どうやってこの仕事を見つけたのですか?』
と質問したところ、案外面白くない答えが返ってきました(すみません)。
父親の仕事を継いだ
〇〇さんから紹介された
という答えがほとんどです。
面白く無いですし、参考にもなりませんよね。
自己啓発や天職発見コンサルタントさんなら、事例に取り上げないような回答です。
でも、私はこう思います。
天命だったんですね。
ちょっとスピリチュアルな感じになってきましたが、そういうことを言いたいのではありません(決してそういうことを否定しているわけではありませんよ)。
頑張っていると、大事なものは向こうからやってくる
ということです。
本当にやりたいことは、向こうがあなたを見つける
かく言う私も
『絶対落ちた』と思った中小企業診断士に合格して、
『もうしばらく我慢しよう』と思った会社を辞めて、
こうして今に至っております。
もちろん、独立当初はずいぶん苦労しましたし、今でも苦労はしていますが、楽しくお仕事で来ています。
ちなみに先日、『ストレスなく、年収も上がった』という記事を書いたら『イヤミか!』とツッコミを頂きました。
申し訳ありませんでした。。
話を戻しますが、中小企業診断士の神様がこんな私を見つけてくれたのかな、と思っています。
自分の「これだ!」をみつけたい
司馬遼太郎さんと村上春樹さんが好きな私は、ついついこのお二人の著書から引用をしてしまいます。
村上春樹さんの著書に、ご本人のこんなお言葉がありました。
19歳の浪人生の方が「どうしたら自分の『これだ!』というものをみつけることができるか?」という質問への、村上春樹さんの回答の一部です。
(前略)
本当にやりたいことというのは、あなたがそれを見つけるよりは、向こうがあなたを見つけることの方が、可能性としては高いのではないかな。僕の場合もそうでした。
僕が「小説家になりたい」と思ったのではなく、向こうが「村上くん、小説を書いてみたら」と持ちかけてきたのです。
(後略)
出典:村上春樹著:『村上さんのところ』#166より引用
そうですね。私もそう思います。
自分が頑張っていると、見つけてもらえることがあるんですよね。
天職って探すのではなく、向こうが見つけてくれるもの。
というお話でした。
天職、といわれるとこんな風に私は愚考します。
経営コンサルタントとは何の関係もないかもしれませんが。
ポチっとしてくださって、どうもありがとうございます。
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