人と関わらない仕事がしたい
まず最初にお断りを。
自分は転職コンサルタントではありません。
中小企業診断士という資格をもって経営コンサルタントをしています。
ですがご縁で先日『会社を辞めたい』という20代の方のお話を伺う機会がありました。
その方は今の会社を辞めて、次は『人と関わらない仕事をしたい』との事でした。
勿論、100%まったく人と関わらないのは難しいので『程度による』ということですね。
人と関わらることに疲れてしまった。
もともと自分は気を使い過ぎる方だし。
とのことでした。
人と関わりたくない
そもそもこの方は、どうして『人と関わらない仕事をしたい』と言っているのでしょうか。
経営コンサルタントとして興味があったので聞いてみました。
↓↓↓その方の理由はこんな感じでした。
他人疲れがする
苦手な人と接したくない
人づきあいが上手くない
そうですね。
こういうのは、実は私自身にも当てはまります。ただそれも『程度による』のです。
程度によって耐えられる場合と耐えられない場合があります。
そしその程度が重要です。『全く他人と接しない』、というのは困難ですから。
ちなみに、私は今も昔も偉そうにしている人がとても苦手です。
苦手過ぎてこんな記事を書いたことがあります。
人と関わらない仕事
さて、では人と関わらない仕事ってあるのでしょうか?
とある採用支援業者さんによるよ『人と関わらない仕事』というとこんなお仕事を紹介してくれるらしいです。
警備員
工場作業員
新聞配達員
清掃員
ゲームテスター
ドライバー(配送・配達)
自動販売機のドリンク補充スタッフ
タクシードライバー
電気・ガス検針員
農家
う~ん、なるほど。
確かに人と関わらない仕事かもしれません。
でも関わりがゼロではありませんよね。
やはり『程度による』ということです。
つまりこれらは人と関わらない仕事では無く、『人との関わりが少ない仕事』ということです。
関わりが少なければ、ストレスを受けることや嫌な気持ちになることも少ないですからね。
ただし
関わりが少ないと思っていたら、少ない関わり合いの相手が運悪く苦手な人だった
なんていったら目も当てられません。
人間関係は転職理由第一位
多かれ少なかれ、人間関係は人生について回ります。
そしてそれは人生を豊かにしてくれることもありますし、不安や孤独にすることもあります。
転職の理由第一位は『人間関係』です。
そうですよね。毎日顔を合わせる上司や同僚に苦手な人がいたら、それは嫌ですよね。
ちなみ転職してもそれは解決できません。嫌な人はどこにでもいます。
一時的に苦手な人がいない会社や職場に移ったとしても、組織に異動はつきものです。
相手もあなたも移動しますからね。
つまり、『人と関わらないこと』と求めて会社を変えても仕事を変えても、物事は解決しないかもしれない、ということです
(そして私のつたない経験からすると、やはり物事は解決しません、『かもしれない』ではなく『解決しない』場合がほとんどです…)。
相手を選べることが重要
正直、私も苦手な人はいます(もちろんいます)。
『この人とはもう関わるまい』と決めている人も何人かいます。
それは同業者だったり事業者さんだったり昔の知人だったりします。
そしてそういう人達とは、本当に関わりをもちません。
それは私がそのように相手を選んでいるからです。
言葉を替えると私は『(場合によっては)相手を選べる』ということです。
なぜならそれは組織に属していないからです。
私は私個人の資格(中小企業診断士という国家資格はありますが)で仕事をしていますので、このような自由度が確保されています。
(もちろん『ある程度は』ということではありますが)
当然のことながら、相手を選べばその分窮屈にもなりますよ。
例えば、仕事内容が魅力的なのに相手が魅力的じゃないのでお断りしたり、とか(相手が魅力的でない時点で、仕事自体の魅力が損なわれるので、こうしたことは余りありませんが)。
それでも選べる自由を手にしているかどうか、は重要です。
私のような自演業者は、その自由度が組織に属している方よりは大きいです。
その分何の補償もないですけど。
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