赤子(あかご)の手をひねられた、初めてのホームページ契約
はい、ホームページですね。
私もささやかながら、ホームページを持っています。
このホームページ経由でお問い合わせを頂く事も多いのですから、ホームページがあって良かったと思っています。
私は自力でこのホームページを作成しています。
一方で自力作成できる方ばかりではありませんから、多くの方はホームページが欲しいと思ったら業者さんにお願いすることになりますが…。
ホームページ業者に150万円
経営相談窓口に座っていると、ホームページに関するご相談を受けます。
過去の話ですが、こんな方が4人もいらっしゃいました。
初めてホームページをつくった。
・作成はホームページ業者に依頼。作成&保守の契約を結ぶ。
・契約期間は5~7年で費用は150万円前後。月払いで2万~2万5千円。
・ホームページ経由での受注は未だゼロ件。
ちなみに、ホームページオープンから長い方で2年、短い方で半年です。
いまのところは支払った金額に対して効果が表れていません。
もともと、そんなに直ぐには効果が合わられるものではありませんが、それにしても2年で受注ゼロはいただけません。
どうしてこんなことになるのでしょうか。
無知状態ではカモネギ
こうした方に共通しているのは『業者任せ』です。
自分では分からないので、業者の提案と見積もりのままにホームページ作成を委ねています。
1社と話しただけで決めてしまい、相見積もりすら取っていません。
言葉は悪いかもしれませんが、ホームページに関して無知な故に、相手のいいなりになってしまっています。
ホームページ業者さんにすればカモネギ状態です。
当事者は自分自身という自覚
150万円といえば、新車が買える値段です。
決して小さき金額ではありません。
みなさん、新車を買う時は複数の候補車を比較して検討しますよね。
でもホームページを作る時はそれをしません。
一体なぜでしょう。
それは発注する自分自身が無知だからです。
相手の言いなりでホームページ業者に任せていれば集客できると考えています。
前出の4社さんは等しくホームページに全く無知でした。
だからホームページ業者さんの言いなりです。
失礼ながら、完成したホームページも決して良い出来ではありませんでした。
何をお客さんに伝えて、何を買って欲しいのかわからない作りです。
ご自身が売っている商品・サービスが何なのかさっぱりわかりません。
(あまり他人のことは言えませんが)
他人に依存していては、結果は出ない
さて、一体何が悪かったのでしょうか?
おわかりですよね。
悪いのはホームページ業者さんではありません。
ホームページを作成して、業者さんに100万円を超える金額を支払うのであれば、ご自身がその価値を理解して購入する必要があります。
ホームページをつくって、業者がSEO対策してくれれば集客できる
と考えているうちは、他人任せですし集客はできません。
自分が提供する商品・サービスは誰にどんな価値を提供しているのか?
これが分からない限り、お客さんは来てくれません。当たり前ですよね。
何を売っているか分からないお店からものを買うことはできませんから。
ビジネスは自分でできることと出来ない事があります。
私は経営コンサルタントなので、『正しいこと』をお伝えするのですが、中小事業者さんは『出来ること』しかやりません。
当然ですよね、出来ることしかできませんから。
一方で出来ることを少しずつ増やしていくことも大切です。
ホームページを作ったのなら、それをより良いものに改善していくために努力が必要です。それが出来ることを増やす事になります。
おまけ
今回の4者さんの例では、ホームページ業者さんが悪いとは全く思いません。
でもホームページ業者さんも、ホームページ業者ができることと、ホームページをつくりたい事業者さん自身でやらなければいけないことをちゃんと説明しているのか、と感じる節があります。
ホームページ業者さんにしたら、赤子(あかご)の手をひねるがごとく簡単な子お客さんかもしれませんけど。
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