コロナ後の飲食店 どう復活すべきか

私の支援先には飲食店の割合が多いです。

みなさん緊急事態宣言の間、とてもお困りでした。その期間、私は「緊急事態宣言が明けた後の準備をしましょう」と言い続けました。いつかは宣言解除になるわけですから、そこからの再スタートが大事です。

◆ お客がほしいのは安心安全


コロナでお客が離れていったのですから、原因と対策の因果関係は簡単です。提供するのは、感染症に対する安心安全です。いままでの感染拡大は、国家が対策をしていますので、いち飲食店ではどうしようもありません。一方、緊急事態宣言が解除された後人の流れが増えますので、お店に工夫の余地があります。

 

日本フードサービス協会が外食業のガイドラインを出していますが、これを熟読しているお客さんはまずいませんよね(気になる方はググってください)。ですので、お店にとっては具体的に「コロナ対策しています」という宣言と表示をお勧めしています。お店の外にも中にもですね。


実は3月~5月の2か月間で、コロナについてのお客の知識は格段に深まっています。そして、感染は飛沫よりも指先から起こりやすいこともよく知られるようになりました。ですので、手を使ってものを食べる飲食店での感染リスクは懸念されるのです。

◆ お客にアピールする


大切なのはお客に対策を知ってもらうことです。出来るのであれば、こんな具合の対策を宣言して実施します。

来店時に、お客に手を消毒
お客の着席時にテーブルとメニューをさっとひとふき
接客従業員は30分ごとに手洗い消毒

さらに現在売り切れで入荷待ち続出の透明ビニールシート。これでカウンター席やテーブル席を区切ります。早い方はお店再開を目指して、入手されています。いま通販だと1か月待ちくらいになっていますが、バカ高いものではありませんので、予約してでも入手することをお勧めしています。

さて、こんな「新しい自店のコロナ対応ルール」をもとに、お客に安心安全を提供することで、お客は戻ってきます。どんな対応をしてお客にアピールするか。自店でできることを「考えて」「やる」です。

中小経営者のミカタは飲食店の成果報酬型経営支援を行っています。詳しくはこちらをどうぞ。
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