ひとの間違いを指摘する人は何を考えているか
先日、とある勉強会に出席しました。
同業者が20人くらい集まっていまして、数人のプレゼンターが活動成果を発表してくださいました(どうもありがとうございました)。
その中のおひとりが「今年は『デザイン経営』を勉強したいと思っています、この『デザイン経営は〇〇で××な…』」と説明をしてくださいました。
『へぇ~、そうか~、勉強しているな~』と、野暮天を自称する私は感心して聞いておりましたよ。本当に。
矢のような追及
「そうじゃなくて○○さん、『デザイン経営』ってのはね…」という指摘が参加者からありました。プレゼンの真っ最中です。
いやはや…。
間違いを指摘する『間違った』人達
誤解を恐れずに言えば、中小企業診断士というのはケチをつけるのが得意な商売ですから、そういう指摘も大得意なわけです。
まあでも私なら言いませんね。こんな場所で。
しかも時間をかけてプレゼン資料を作って下さって発表までして頂いた方に対して。
私は感謝の気持ちすらあれ、例え内容が間違っていても自分の中だけにとどめておきますよ。ここで指摘して誰が得をしますかね。
『嗚呼あなたのおっしゃる通りです、私が間違っていました、ご指摘ありがとうございます、今後もご指導よろしくお願いします』と言える人はごくわずかです。
そしてこんなことが言える人ですら、本心ではそう思っていないものです。
後に残るのは、人前で間違いを指摘された不愉快さだけです。この人の前でプレゼンするのはもうやめよう、と人間の出来ていない私なら思います。
以前こんな記事を書きましたが、要はこんな指摘をしても仕方ないのです。
間違いを指摘することが間違いである、と私は思うのですが、どうやらこの方はそういう事には気づいていないようです。
全体を俯瞰して、自分の居場所を探す
私が思うに、この方は自分の存在感をアピールしたかったのだと思います。そしてその犠牲になって間違いを指摘された方のことは考えなかった。
ですので、自分を中心に考えていたのですね。
偉そうに書いている私もこんなことがあるので、想像に難くありません。
こうした間違いを起こさない為にも、常にもうひとりの自分が全体を俯瞰することが大切です。その中で、自分の居場所を正しいと思う所に占める、ということです。
毎回はできないかもしれませんが、そんな風になれると、この課題からも卒業できるはずです。
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