『でもでも君』はいかにして鍛えられたか

先日、こんな記事を書きました。

【他人の意見を聞ける人が宝の山にたどり着く】
https://nikonikokeiei.sakura.ne.jp/db1st/?p=2473


そして、どうしても1つだけ付け加えたいので、今回の記事を書いています。

それは『でもでも君』の話です。

『でもでも』は何故おきるのか

でも〇〇は△△なので、できないんです。
それは□□しないとわからないですから。


誰かがお話しをすると、こんな風に否定語で返す方がいらっしゃいます。

具体的なことは書かないのですが、先日の経営相談でも、こんな感じで『でもでも』が続いた方がいらっしゃいました。

ではあなたは何をしたいのですか?



と聞きたい気持ちを私はぐっと押さえます。そして話を聞き続けます。

「この方は自分で考えられる段階に至っていない」と私は考えていますから。


この方の場合、『お客さんに合わせてサービスを提供したい』と考えていました。

それはは当たり前ですが、全てを相手に委ねるのは自らの提案を放棄していることにもなります。

それはとてももったいないことです。

そしていまのお客さんがいないのですから、自分からサービスを打ち出すしかありません(ちょっと厳しいですかね)。

なぜなら提案することがビジネスでは最も大切な要素になる事がありますから。

自分で考える力をつける



こんなお話もありました。

店内改装をしたいお店がありました。業者さんとの会話です。

お店 ここを直したいのですが、いくらくらいかかりますか?

業者 どのように直したいのですか?

お店 どう直せばよくなりますかね?

業者 予算に合わせてやりますから予算を教えて下さい。

お店 いくらくらいかかるんでしょうか?

もう会話になっていませんよね。

でもこんな事業者さんが現実的にいるんです。要は自分が何をしたいのかわかっていない、という事です。

自分で考えられる人が、自分の事業を成功に導く



誰かに考えてもらうというのはビジネスの一番「楽しい」部分を放棄してしまっています。

それをするなら会社に雇用されて働いた方がいいんじゃないの?

と私は思ってしまうほどです。

間違っていても良いですから『自分はこう考える』という経験を積み上げましょう。

考えていくうちに、正解(と思われる選択)の打率はあがっていきます。

そして小さな正解(=成功)を積み上げることで、自分への自信もついてきます。

いつもオドオドしていた事業者さんがしばらく見ないうちに堂々とされて、パーティーの中でも大いに目立っていてたいそう驚いた事もあります。

経営者は結果(=成功)が伴うと、それに応じてステージが上がるものです。


是非、そんなステージアップを楽しみに、自分で考える機会を作ってください。




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