グーグルがリモートワーク社員の給与を削減

はい、リモートワークですね。

通勤大嫌い、効率化大好きな私はリモートワーク大賛成です。

一方で、少し前に気になる記事が出ていました。

グーグル 在宅勤務続ける職員の給与最大25%削減へ
(テレビ朝日ニュース)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000225283.html

給与カットの真意は?

リモートワーク大賛成派の私は、単純にこう考えてしまいました。

『会社に来ない奴は給料カットか?』

でもちゃんと読んでいくと違います。

<記事抜粋>
アメリカのIT大手「グーグル」が、在宅勤務を続ける従業員に対して住む場所に応じて給与を最大で25%削減する方針であることが分かりました。

ロイター通信が10日に報じたグーグルの給与計算表によりますと、今後もオフィスに出勤せず在宅勤務の継続を選択した従業員を対象に給与を削減する方針だということです。

在宅勤務のうち、オフィスがある都市に住む場合は給与は削減されず、オフィスから離れたコストが低い場所に住むほど削減額が多くなります。

なるほど、住宅の場所に応じるということらしいです。オフィスに近い社員は給与そのまま。

でも変ですね。住宅手当というのは日本企業の考え方だったのでは?

なぜ米国企業のグーグルが?

とリモートワーク大賛成派の私は違和感を感じました。

リモートワークでも生産性は落ちなかったが…

そういえば、グーグルのリモートワークに関しては以前こんな記事がありました。

グーグルのエンジニア「自宅でも生産性は同じ」…でも同社の方針に変更なし
https://www.businessinsider.jp/post-238786

<記事抜粋>
・グーグルの社内調査によると、同社のエンジニアは、自宅でもオフィスと同じくらいの生産性だと考えている。

・また75%以上のスタッフが、より多くの「コラボレーションとソーシャルなつながり」を求めていると答えている。

・グーグルは、9月から社員をオフィスに復帰させる計画を進めている。

今回の最大25%の給与カットは、オフィスに出社する、もしくは物理的に近くにいる社員を非対象にしています。

つまり、会社から遠くにいる人は、リモートワークの恩恵を受ける分、社員が望む『コラボレーションとソーシャルなつながり』を確保しにくいことから、労働の付加価値が下がると判断した、というように理解できます。

『コラボレーションとソーシャルなつながり』なんていうと大げさですけれど、要するに

『直接会って話しをする機会が大切』

ということです。

オンライン飲み会だけでは何か物足りないのと似ています。

生産性の一方で、いかに生のコミュニケーションが大切か、ということを感じました。

リモートワーク大賛成派の私ですが、可能であればビジネスパートナーには直接会いに行こうと、改めて肝に銘じました。

効率だけでは語れない部分も大切にして参ります。

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