やりたくない仕事を相手側からキャンセルさせるには
断りたい仕事は誰にでもある
私は中小企業診断士という資格をもっていまして、経営コンサルタントの仕事をしています。
小さな個人事業主ですので、お仕事でお声をかけて頂けることは大変ありがたく思っています。
そして99%は感謝してお仕事を引き受けているのですが、1%くらい「うーん」と受注を迷う案件があります。
その時、
「できれば断りたい」
と考えるのですが小さな個人事業主の悲しさ、ここで断ると2度とお仕事をもらえなくなるかもしれません。
長い目で将来を考えるとそれはマイナスですよね。
そんな時、私はこうして目先の仕事をお断りしています。
お世話になっている方からの大事な紹介
先日、お世話になっている会社さんから、その会社の取引先を紹介して頂きました。
「困っているので手伝ってあげて」
という感じです。勿論喜んでお引き受けしました。
ただし、「先方(A社さん)の都合もあるのでA社からの連絡を待ってほしい」との事です。
お話を頂いてから3週間後にA社さんから連絡がありました。ありがとうございました。
お返事が遅い相手方
その後、なんどかやりとりをしたのですが、このA社さんはお返事が遅くて困りました。
これが理由で私はこのお仕事には乗り気ではなくりました。
そして決定打は「本日〇〇時に連絡します」という先方からの連絡が実行されなかった事です。
人間自分には甘いですから、こういうこともありがちですよね。
自分に甘いことに関しては、こちらの記事をどうぞ
さてお話を戻して、
翌日になっても連絡がきた形跡が無いことを確認して、私は
「こうした状態でお仕事をご一緒するのは困難だと考えますが、御社のご意向はいかがですか?」
と連絡をしました。
相手に決めさせる
もちろん、私はお断りする気100%でした。ですがあくまで先方の意向を確認する形をとりました。
これが私の長い目で見た配慮です。
A社さんが「断られた」と感じるのと、自身で「断った」と思うのでは大きな差があります。
私に対する感情も、紹介してくださった会社に対する感情も。
そして、小さな個人事業主の私はむやみに相手を傷つける必要はありません。
自分の自由と経営の為に主張すべきことは主張しますが、議論と感情はできれば切り離したいと考えています。
ですので相手に決めさせることが重要だと考えています。
もちろん、相手から依頼を取り下げさせるべく『キャンセル』に誘導するための下地を十分につくりながら。
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