拍手を貰いたい方へ

はい、拍手の貰い方ですね。

せっかくみんなの前でお話をしたのですから、拍手くらい貰いたいと思っても何の不思議もありません。

セミナー講師で登壇する機会が多い私が、拍手の失敗談とその克服についてお話します。

2時間話して拍手ゼロ

先日、セミナー講師をやりました。

15人ほどの参加者のみなさんに2時間にわたって講義を行ったのですが、講義が終了して深々と頭を下げた際、拍手一つ起きませんでした。

『なんだ、そんなことか』
「拍手無いってことはお前の講義が役に立たなかったからだ』

という声が聞こえてきます。

謙虚を旨としている私もそう思うのですが、こんな反証があります。

・私のセミナーでは、最後に拍手がもらえなかったことは無い(ほぼない)。
・セミナーの満足度は5点満点で4.6点であった(いつもとほぼ変わらず)

以上を踏まえると、「うーん、なんで今回は?」と考えてしまいます。

拍手を貰うというゴール設定

せっかく2時間全力で講義をしたわけですから、最後に拍手くらいはもらいたいですよね。

そして、よっぽど内容に不満では無い限り、参加者にとって拍手をするくらいは何でもない事です。

要は『拍手をもらう』というゴールに上手に誘導できなかったのだ、ということです。

拍手に導く『導入』の重要性

そして拍手をもらうには参加者に『役に立った、ありがとう』という気持ちを起こさせる必要があります。

つまりあなたのお話や講義に、自分に役立つことがあったか『思い出させる時間』が必要です

その導入ができていますか?

その『役に立った、ありがとう』という気持ちへいかに導くか、ということです。

ホントそれだけです。

私は『拍手無し』の悲しいセミナーから立ち上がり、その次のセミナーでは、講義の最後にこの質問を付け加えました。

『本日のセミナーの内容で、一つでも持ち帰ってやってみたいと思ったことがあった方?』
(手が上がる)
『是非、明日にでもそれを実行してみて下さい。お役に立てたようで、どうもありがとうございました。』
(深々とおじぎ)

たったこれだけです。

これだけで会場からお礼の拍手を頂きました。

そうです。わたしはお役に立たなかったわけではありません。

拍手というゴールに導いていなかっただけでした。

そして、拍手を貰えると嬉しいですよね、やっぱり。

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