優雅に生きることが最良の復讐
復讐なんて言葉が入った過激なタイトルですみません。
そしてこれは私の言葉ではありません。
もともとはスペインのことわざらしいです。
私がこの言葉を知ったのは『村上さんのところ』という本です。
↓↓↓ちょっと引用します。
何を言われても何をされても、あえて仕返しをしたりはしない。こうやって優雅にぬくぬくと生きていることが、それを見せつけてやることが、いちばんの仕返しになるんだ、と。なかなか懐の深い考え方ですね。僕はなかば冗談で「金持ち喧嘩せず」と意訳していますが。
『村上さんのところ』村上春樹
仕返しはしない
私自身も当然、誰かに仕返しなんてしません。時間と労力の無駄です。
ただ『復讐』という意味だと、こんなことがありました。
私は数年前、会社を辞めて独立しました。
最後に勤めた職場は私の会社員人生で初めて経験した『最悪の職場』でした。
詳しくは書きませんがいやホントびっくりしましたよ。
（会社名から職場から当時の上司から、何から何まで詳しく書いてもいいんですけど、不幸自慢をしたいわけでは無いですし、読んでいる方が楽しくないと思うので止めておきます）
そこの部署は私が来る前から、とにかく人が入っては辞めていく部署だったそうです。
そして職場地映えの人達は、辞めることを『脱落』と呼んでいました。
そんな彼らからすると、私も『脱落』した人ということです。
続かなかったんだ、かわいそうに。
くらいは思われたかもしれませんね、私が辞めた時には。
ちなみに、私が退職する際のあいさつでは『中小企業診断士を取得しました』と言いましたがリアクションはほぼありませんでした。
みなさん、そんな資格のことなど知らなかったのでしょうか。
日経新聞では会社員が取りたい資格第一位になったこともあるのですが。
優雅に生きる
別に自慢することはありませんが、私は現在独立して、好きな仕事を好きな相手と好きなようにやっています。
一般的にはストレスのない状態と言えます。先日こんな記事を書いたくらいですから。
そして、ひとと社会の役に立っている事がとても楽しいですし、会社員時代の収入は軽く超えています。
（あまり収入のことは書きませんが、よく聞かれるのであくまで目安として）
私が辞めた会社は、その土地では大きな会社ですし、どんよりとした職場と仕事の割には相当良い収入を得ていました。
（だから辞められない人が多いのかもしれませんね）
でも今では当時と比べ物にならないくらい優雅に生きています（仕事も収入もです）。
もちろん自分自身今までに無い努力をしましたし、何よりも周囲の方々に恵まれたおかげです。
いやな事はだれにでもあるのだ
誤解が無いように書きますが、私もつらいことや嫌な事はあります。
誰かに相談したいことも２つ３つあります。
ですから、そういう『嫌な事や辛いことがあった時ほど優雅に生きる』という事です。
ということで、これからも好きな仕事をして、優雅に生きていくことを大切にしようと思います。
つらいことがあった時ほど。
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