家賃支援給付金にみる「簡単なようで出来ないこと」

家賃支援給付金をもらえるの?

家賃支援給付金の申請が始まって半月が経ちます。



自分は対象になるのか?

駐車場は対象になるの?

社宅はお金もらえるの?

個人事業主でも給付されるの?



そんな疑問は、ここを見ると優しく書いてあります

経済産業省HP
https://www.meti.go.jp/covid-19/yachin-kyufu/index.html



そしてご自身では判断がつかない方は、専門家に聞いてみてください。商工会議所や公的支援機関で教えてくれます。私が出仕するよろず支援拠点でも教えてくれます。

相談に行く場合の必要書類



もし相談に行くのであれば、必ず持っていってほしいのはこんな書類です。

店舗や事務所の賃貸借契約書

支払を証明するもの(領収書や通帳)

昨年と今年の月別売上がわかる資料

そして家賃支援を貰う前に、やってほしかったことはこんなことでした。



そしてここからが本題です。


結果は出るべくして出ている



家賃支援給付金ですが、窓口相談に来る方には共通点があります

そもそも窓口相談に来る時点で、適用条件を自分で調べられていない不利な立場におられる方々です。ですので当然ながら(?)手ぶらできます。


家賃の契約書も、支払を証明する書類も、売上の資料もありません。



持ってきてくれればその場で条件に合うかどうか判明するのですが、結局書類をそろえてもう一度くるはめになります。


二度手間ですね。効率悪いですよね。勿体無いお話です。


もちろん『何度でも来たい』ということであればそれで良いのですが、大概の方はそんなことないですよね。


「目的=窓口にいくこと」ではない


家賃のお話であれば、「家賃の内容が分かる何か」を持ってきてもよさそうなものです。

そして窓口相談を予約するときに「持っていくものはありますか?」くらいは聞いても良いでしょう。

でもそんな些細な事に気がまわらないので、1回目が無駄足(?)に終わる方がいらっしゃいます。

目的は自分が対象かを知る事ですよね。窓口に行く事ではありません。

その辺までお手伝いが出来れば良いのですが、私が予約を取っているわけではありませんので、致し方ありません。

言葉は悪いかもしれませんが、弱者に寄り添うにはやり過ぎなくらいがちょうどよいのです。そして、こうした一面では弱者かもしれませんが、正直にまっとうな商売をされている方も多いです。こういう方にもっと支援の手が届く事を、微力ながら望んでおります。

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