『仕事は準備8割』の真相にせまる
仕事は準備が大切です。とよく聞きますが、本当にそう思います。自分の場合
締め切り前に駆け込むものづくり補助金と小規模事業者持続化補助金コロナ対策特別枠
ここのところ、補助金の記事が多かったのですが、その分申請書を書く方のアクセスも多かったようです。
みなさん、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金の書き方が分からなくて困っているんですね。
お役に立っているようなら良かったですが、アクセスを見ると単なるハウツーを求めてくる人も多いなあ、と感じています。多くのことはネットで調べられる時代ですから、検索で分かる事は是非活用してください。
ただし、検索で申請書の書き方のハウツー情報をゲットして「得した」と思っている方は要注意です。なぜなら申請書の書き方だけで勝負は決まりませんから。
それを今日の記事のタイトルに表しています。
手間を惜しむと結果に表れる
正直、締切1週間前に申請書の書き方を検索している方は、採択確率が低いと私は考えます。
以下は一般論として言わせて頂きます。
プロは(私も含めて)1か月前から準備しています。そして申請までの工程と所要時間も計算して進捗管理しています。
締切1週間前に書き方を検索している方との違いは歴然何です(偉そうですみません)。
別に威張りたいわけでは無く、準備という手間を惜しんでいない、という事ですね。
その結果の採択率100%なのです。
本番の前に勝負は決まっている
プロは(私も含めて)申請書を書く前に、「この事案は勝率〇%くらい」と見当がつきます。それは、以前お話した『案件の質』と『加点項目のありなし』で見極めるからです。
この『案件の質』と『加点項目』に関してはこちらの記事をどうぞ。
勝負の場に上がる前に、準備の差が出ている
加点項目を抑えることが大事、と私は過去に書きました。
ただ残念ながら、そんなところまでたどり着いていてる人は、きっと多くありません。大概、申請書の書き方で検索しています。
加点がある場合は、申請書が審査員に読まれる前段階で既に点数が入っています。スタートラインが違うのです。
加えて加点項目の準備ができるような申請者は、申請書の内容もきっちりしています。ということです。
それをするために、以下の手順を踏みます
3の作業開始の時点では、書く内容は決まっていますので、悩みません。ページ数調整くらいです、悩むのは。
書けない人ほど頭から書く
申請書の書き方を検索でゲットして「よっしゃー」と思っている方は、ここまで聞くと
ものづくり補助金の申請書は10ページです。この10ページで書くのは以下です。申請書に与えられていますよね。
その1 補助事業の具体的取り組み内容
その2 将来の展望
その3 会社全体の事業計画
この大項目を10ページで埋めるわけですが、書けない人ほど頭から書いていきます。
私は最初に、この3項目の下に来る小見出しを作ります。こんな感じですね。
設計をして何を書くか決めてから、書き出します。分かりますよね。
思いついたままに書くから上手く書けないのです。
落ちるべくしておちているなあ、とい感じです。当然加点項目はとっていません。
公募要領は最良のハウツー書
ハウツーは知りたいのであれば、最も良いのは公募要項を読みましょう。
公募要項に審査項目が書いてあります。こういうことを審査されるわけですよ。
公募要領 概要版
<http://portal.monodukuri-hojo.jp/common/bunsho/ippan/3rd/gaiyou_0522.pdf>
そこに審査項目も書いてありますよね。この審査項目を小見出しにして書けばいいわけです。
詳しくはこちら。
最後に
ものづくり補助金の申請はタダの例です。
本日の記事は『仕事は準備8割』の真相
お分かりいただけましたでしょうか?
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