事業主が取引相手に求める必須条件
ホームページからの問い合わせは基本的に良質な案件
私のこのブログは、自分のホームページの中にあります。
読んで下さる方はネット上を検索して内容に興味を持ってくださった方が多いようです。どうもありがとうございます。
そしてブログやホームページで興味を持った方から、お仕事の問い合わせを頂く事があります。
私の全ての仕事の中で、こうしたホームページ経由の案件は多い方ではありません。しかし件数はすくなくても、その問い合わせやご依頼は非常に『良質』なものが多いです。
つまり、問い合わせされる方も手間暇をかけて調べた結果、私にご連絡されるわけですから、ある程度依頼内容が固まっています。
そして私が貢献できる内容である場合が多い、というわけです。
一方で、たまにですがそうでは無い案件もあります。今回はそんなお話から得られる『損をしないための方法』を記事にしたいと思います。
相手は代表取締役
私はブログに今年の5月くらいから補助金に関する記事をまとめて何件か書いていました。ご自身で申請するにせよ、専門家に依頼するにせよ、事業者さんのお役に立つように、と思って書いています。
そうした記事を読んで下さったのでしょうか。
『〇〇補助金を申請したが不採択でした』
という連絡を頂きました。
『私に何をしてほしいのか』は一切書いていませんでしたので、頂いたメールの内容&〇〇補助金の2点に対する私の所感を書いて返信しました。
それに対する返信すぐに届きました。
『自社で書いた申請書を一度見てほしい』
というものでした。
私は思うのですが、一般的に考えてこの申し出に対して私は対価を請求する権利があると思います。
しかしそれに関してはこの方は一切なにも触れていませんでした。しかも肩書を見ると代表取締役でした(年齢は60代半ば)。
しかし私は対価には触れずに、分かりましたと返事をしました(理由は次の段落で述べます)。
『タダなので得をした』は危険な考え
送られた来た申請書を拝見し、正直に私の意見を返しました。
不採択という結果が示す通り、申請書の内容には、不採択になる要素がいくつかありました。私が気付いただけでも数点、しかも致命的な不採択要素も含まれていました。私はそれを説明するメールを返信しました。
ある程度予想はしていたのですが、この代表取締役からはそれ以降一切連絡がありません。
私のメールに対して何の反応もない、ということです(あくまで現時点では)。
このブログが掲載される時点で10日が経過しています(「分かりました」の一言さえもありません)。もし、本日以降お返事が来たとしたら、それは『遅いお返事』と言ってよいでしょう。
ちなみに先方の問い合わせから私の最後のメールまで、日中1日での出来事です(メール総数は6通、私が3通、先方3通)。
遅いお返事に関しては、過去にこんな記事を書いて意見を言わせて頂いています。
話を戻しますね。
先方にしたら、専門家からの助言を無料で受けたことになります。
この方は公的支援機関での支援を依頼したわけでは無く、私個人に依頼をしています。
もしかしたら「タダでやってもらって得をした」と考えているかもしれません。
何を失ってしまったのかを考える
正直、私はこうなることを、ある程度予想していました。
ですのでそこには怒りも落胆もありません。
そして自分が損をしたとも思っていません。
私の考えでは、損をしたのは代表取締役のこの方です。
この方はご自身を
『相手のことは考えず、自分の得失のみに興味がある』
という人間だと、私に思わせてしまいました。
イチ会社員であればまだしも(それでも十分に損失ですけど)、会社を経営する代表取締役がそういう人間であることを相手に知らせてしまったのです。そしてこの会社の最大の損失は、こういう考えをする方が社長であることです。
みなさんはこういう会社とおつきあいをしたいでしょうか?
あなたが取引先であれ、従業員であれ、金融機関であれ、きっと積極的に付き合いたいとは考えないと思います。
あくまで私に近い考え方をされる方であれば、ということですが。
つまりこの方は、目先のわずかな対価(の申し出)を惜しんで、ご自身の信用を失ってしまったのです。
ちなみに成果報酬を基本とする私は『この程度の仕事でお金を貰うのはどうかな』と考えていました。そしてこの方が『私が仕事相手に求めるもの』をお持ちであるならば、この仕事で対価を貰わなくても全く問題ないと考えていました。
仕事をする相手に求める重要な要素
おそらく私は今後、この方とお仕事をすることはありません。
信用できる相手と仕事をすること、が私の大切にしている重要な要素ですので。
誰と組むかの大切さも、この記事で書いたと思います。
こちらの会社さん、会社名を出しても良いのですが、『営業妨害』みたいなことはしたくないので、やめておきます
(ちなみに会社名は個人情報ではありませんので、ここで公開しても法律には何ら触れません)。
私の本意は、相手に損をさせることではなく、自分の大切にしていることを読んで下さる方にお伝えする事(そしてできれば、わずかながらも共感してもらう事)ですから。
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