セミナー生き残り作戦
先日久々にセミナー講師をやらせて頂きました。
セミナー講師自体は月に1回くらいお声がけいただいているのですが、何が久々かといいますと『リアルセミナー』だったのです。
対面でセミナーをするのはかれこれ半年ぶりくらいです。
コロナ感染症の影響はこんなところにも出ています。
オンラインセミナーはもはや主流
いまや主流はオンラインセミナーです。
私も講師側、受講者側(たま~に)の両方の立場になることがありますがリアルセミナー開催だと『オンラインじゃないの?』と思ってしまいます。
特に地方都市に住んでいると、気になるのはやっぱり往復の手間と時間です。
特に参加者の立場からすると、オンラインセミナーの方が会場往復の時間が節約できますので、利便性が高いです。
もしご自身が質疑応答に参加しない参加者であれば、オンラインセミナーの方が優れていると私は断言します。
勿論、有名講師が来る場合などは、実物を見たいからリアルの方が良いと思うかもしれませんね。それは当然のことです。
オンラインセミナーでは、主催者側の工夫が重要
そうなるとリアルセミナーの存在意義が問われてしまいます。
実際私自身、ここ半年はオンラインセミナーだらけでした。
その中であえて言いますと、講師の立場から最もやりにくいのはオンラインでは『相手の反応が分からない』ことでした。
反応を見ながら進めたいので『カメラをオンにしてください』とお願いするのですが、お願い通りにしてくれなかったり(半分くらいの方は平気で無視します、この辺のマナーも果たして…)。
また欠席が多いのもオンラインセミナーの特徴です。
特に無料セミナーや参加費が安いセミナーではよくあります。
『気軽に申し込んで連絡なくスルー』ですね。
もちろんある程度主催者側の工夫が必要になりますが、このような事例からも、参加者の質や協力度合いはオンラインセミナーの方がまだまだ低いかな、と思わされることがあります。
リアルセミナーってどうなの?
一方でリアルセミナーですと、反応が分かり過ぎてこまることもあります。
例えば、セミナーの講義内容と合わない参加者さんが来てしまった場合。
途中でやる気が続かなくて大声大あくびをしたり、なんてこともあります(そもそも何しに来たんですかね?)
ちなみに、この時は『小さなお店の〇〇セミナー』だったのですが、あとで調べたらこの大あくびさんは製造業の方でした。
余談ですが、こういう方は本当に気の毒だと思います。
ご自身の貴重な時間を、役に立たないかもしれない『小さなお店の〇〇セミナー』と承知でお越しになるのですから。
今回は公的機関のセミナーでしたので参加費無料でした。例え無料でも貴重な時間を2時間も費やすわけです。経営者としてはいかがなものかな、と思わないでもありません。
私は過去に数人、このようなお気の毒な方を講師としてみたことがあります。共通点は『高齢の男性』です(この話はまたいずれ)。
余談から元に戻します。
ともあれ、私がこの1年で感じたのは、オンライン(もしくはオンデマンド型)セミナーの利便性の凄まじさです。
ちなみにリアルセミナーの今後に関しては、こんな記事を書きましたのでどうぞ。
オンラインセミナーに対応しない主催者は?
オンライン化の流れは今後も止まりません。なぜならユーザーの利便性という大きなメリットがあるからです。
これに対応できている民間企業もたくさんいます。
一方で対応できずに緊急事態宣言が出るたびにセミナー取りやめをする公的機関もあります。
こうした差は些細な事ではありません。結局その企業なり団体なりの姿勢がそこに如実に表れているからです。
ちなみに私は、オンライン開催ができる公的機関にはオンライン参加もリアル参加も可能なハイブリッド型を提案しています。
オンラインだと技術的な理由で参加できない方もいらっしゃいますし、たとえ少数派でもそういう方を切り捨てないのが公的機関の使命ですから。
最後に
答えはお客様が持っています。
ですからお客様=参加者さんにどんどん選んでもらえれば良いのです。
近い将来、オンラインセミナーでないと人が集まりにくい時代が来るかもしれません。
一方で、リアルセミナーの良さが見直されるかもしれません。
それも答えを持っているのはお客様だと、私は考えています。
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