小規模事業者持続化補助金が採択された方のその後 Bさんの場合
最初にお知らせです。
7月2日に小規模事業者持続化補助金低感染リスク型ビジネス枠の第一回採択発表がありました。
結果はこちらです。
小規模事業者持続化補助金低感染リスク型ビジネス枠の採択発表
小規模事業者持続化補助金低感染リスク型ビジネス枠 第一回
応募数 7,827件
採択数 3,512件
採択率 44.9%
経産省ホームページ
https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210702002/20210702002.html
参考までに、直近の持続化補助金の採択情報も載せておきますね。
持続化補助金一般型第5回(4月28日採択発表)
応募数 16,126件
採択数 7,128件
採択率 44.2%
持続化補助金コロナ枠第5回(3月31日採択発表)
応募数 43,243件
採択数 16,498件
採択率 38.2%
小規模事業者持続化補助金低感染リスク型ビジネス枠の応募件数
驚くのは応募件数の少なさです。
約7,800件ですから過去1年の持続化補助金(一般枠&コロナ枠)では最低レベルです。
ちなみにこれに匹敵する少ない応募数は、コロナ枠の1次の6,700件でした。
あの時は公募から締め切りまでたしか5月の大型連休を挟んで2週間でしたから、超超短期間の募集でした。
一方で今回の低感染リスク型ビジネス枠は…。
2か月に1回応募があるからなのか、そもそも昨年のコロナ枠採択者を対象外にしたからなのか。
いずれにせよ、注目してしまうのは低調な応募件数です。
小規模事業者持続化補助金が採択された方のその後 Bさんの場合
さて本題です。
持続化補助金は、販路開拓に活用して売上を拡大することが目的です。
採択された方々は、その後どうなったのでしょうか。
今回は伝統工芸品を作るBさんのお話です。
ちなみに、前回はアパレル業のAさんでした。
Aさんのエピソードはこちらをどうぞ。
ホームページ・通販サイトの高いハードル
さて、Bさんにお話を戻します。
伝統工芸品を作るBさんが補助金を申請した内容は以下の2つです。
ホームページ作成と通販サイト開設
お手洗い改装
Bさんも、前述のアパレル業のAさん同様通販サイトを開設いたしました。
SNSとも連動して売上を増やしたいと考えています。
一方で、ホームページやSNSの経験が希薄なため、直ぐに売上には結び付きません。
また伝統工芸品を作っているのですが、パソコン・スマホの類は苦手です。
ホームページ・通販サイト・SNSの管理が苦手で、ついつい更新を怠りがちです。
結果として、現在に至るまで、残念ながら売上には結び付いていません。
ただし、ここで諦めていないのがBさんの良いところです。
『時間はかかっても、窓口で助言を受けながらコツコツ続ける』と明言されておりました。
うーん、この姿勢はなかなか素晴らしいです。
念願のトイレ改装
もう1つ、Bさんの補助金はトイレの改装にも使われました。
伝統工芸品の体験教室を開いており、この教室は高齢者を中心に人気があります。
平日でも予約が入り、本業よりも収入がある月も。
そしてBさんは、自身の工房の古いトイレを最新式にしたかったのです。
山のふもとにある工房ですので、冬は寒い上に昔ながらのタイルのトイレが寒々しい、と以前から気になっていました。
もちろん、来てくださったお客さんにも申し訳ないというお気持ちがあったようです。
補助金のお影でトイレはきれいに改装され、お客さんにも『新しいトイレが気持ち良い』との言葉を頂いた、と喜んでおられました。
Bさんの次なる目標
さてBさんの今後ですが…、
『ホームページ・通販サイトとSNSの活用を1-2年かけて実践したい』とご本人は言っています。
その時々で忙しさが変わりますので、1か月単位で更新頻度を維持しながら、作品の情報を載せていくことと、売上目標〇万円を目指しています。
こうしたIT関係にはとんと疎いBさんですが、新たな目標が具体的で私も驚きました。
こういう方は、時間は多少かかっても、きっと着実な成果を上げると思います。
私も引き続き、支援をしていきたいと考えております。
ポチっとしてくださって、どうもありがとうございます。
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