事業再構築補助金 採択率100%でした。

さて、本日は何の自慢でもありませんが…、私は事業再構築補助金第1回公募の採択率は100%でした(こちらの記事でこっそり書きました通り)。

繰り返しますが、別に自慢ではありません。

正直申し上げて採択率は案件の『質』次第ですので、案件を受けた時点で(私が申請書を書く以前に)既に勝ち負けの多くは決まっております。

でもそんなことを書いても読んで下さる方の参考になりませんので、本日は『通らない案件』のお話です。

通らない案件には共通点がある

事業再構築補助金の申請でご相談を承ることが多いのですが、そのうち7-8割は率直に申し上げて『五分五分以下』の案件です。

こうした採択可能性の低い案件に共通しているのは『具体性の無さ』です。

○○を新しく始めたい。

というお話自体はとても良いと思いますし『再構築の指針』にも当てはまっているので問題ありません。

でもですね、申請書を作成するには『具体性』が必要です。

具体性とは何か?

もう少し分かりやすく説明しますと…、建物や設備の見積もりだけでは不十分です。

例えば『建物の図面』に加えて『なぜその事業をするか』の理由や『ほかの事業はなぜ選ばなかったのか』という理由、さらに言うならば『建物は賃貸ではダメなのか』などなど。

他の選択肢も検討した上で、申請書に記載した事業を『最終的に選んだ』という具体的な判断理由が重要です。

事業者さんの多くは『補助金貰ってコレをやりたい』というアイディアを持ってご相談にお越しになります。

でも『やりたい』が先行し過ぎていて、『何故□□ではなく、この〇〇なのか』という点が抜け落ちています。

これだとちょっと厳しいですね、正直申し上げて。

しかも建物を建てるなら、『図面が無い』、『不動産情報が無い』なんて論外です。

最後に

事業の『アイディア』には誰もお金を出してくれません。

必要なのは事業の『計画』ですから。

というわけで、ご参考になりましたでしょうか。

次回の締切に向けて、是非とも頑張ってください。

「いいね!」と思って下さったら、ポチっとお願いします。
応援してくださってありがとうございます。


経営者ランキング

関連記事

人気記事

中小企業の売上アップ、特にお店の売上拡大に特化したメルマガを発行中!

中小経営者のミカタ!公式メルマガは登録無料! ->詳細はこちら

中小企業の売上アップ、社長の器、お店のお悩みと解決方法の事例など。成果報酬コンサルタントが提供した支援を成果を公開中です!
直ぐにご登録されたい方はこちらからどうぞ。