退屈な会議を有効にするためにコンサルタントが1つだけやること

世界は退屈な会議だらけ



世の中は退屈でしょうもない会議の連続です。


というと「言いすぎだろ」と怒られるかもしれません。

そうですね、言い過ぎました。すみません。「私が会社員時代にやった会議は」という但し書きが必要かもしれません。


一方で「その通りしょうもない会議の連続だ」と思って下さる方に今回はお送りします。

いまだにある、しょうもない会議


独立起業している自営業者の私は、会社員時代に比べると多くの方が集まる「会議」にでる回数は圧倒的に減りました。ありがたいことです。

とはいえ、たまには会議に出席することもあります。

もちろんなんらかの組織の内部会議ではなく、私のような自営業、金融機関、事業者などそれぞれ別会社の人たちが集まった会議ですけれど、「立場の違う人たちが集まる」という意味では会社の会議と変わりません。


実際、「コンサル(私の事です)にお任せ~」という気楽な(無責任な?)姿勢で参加する方もいらっしゃいます。

こんな場合は、参加者の方々もしょうもないですね・笑

しょうもない会議については、以前こんな記事で対応方法をお話しました。

しょうもない会議を有効にするために1つだけやること



それは『必ず全員に発言させること』です。


やる気のない人は、進んで発言しようとしません。

つまり関わろうとしない、という事です(そういう意味では、反対意見のある人はまだマシです)。

こういう姿勢を許容したくない時、私は相手に発言させます。例えば

「全体を通じて、〇〇さんいかがですか?」

という感じです。

恥をかきたくないおじさん達


これをされると指名された人は驚き、周囲も一気にピリッとします。

「自分も発言を促されるおそれがある」

ということが分かると、恥をかきたくないために思考スイッチがオンになります。

メンツを重んじるおじさんたちによくあることですね。

私はこのピリッとした瞬間がよくわかります、何度もやっていますので。

結果、参加者のおじさんたちは何らかの意見を言うのですが、YesであれNoであれ取るに足らない感想であれ、意見を言った以上、立派に当事者のひとりとなります。

少なくとも、しょうもない会議がちょっとだけしょうもなくなくなります。

主催した側にしても「全員から意見を聞いた」という実績ができますから会議の重みが変わってきます。

簡単にできる事ですので、是非おすすめします。

私はつい先日もこれをやってきました。参加者全員から、私のプレゼンに対してポジティブな意見を引き出しましたよ。

そして参加者の意識が目盛一個分上がったと感じました。



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