持続化補助金コロナ特別枠 第4回の採択結果について

今回で4回目の採択発表となった持続化補助金コロナ特別枠です。

10月2日の締切から採択発表の2月5日まで約4か月ですから、未だかつてない長期間の審査となりました。

それでは今回の結果と全体採択率の推移です。

採択結果と過去の推移

申請 / 採択 / 採択率
第1回 6,744件 /  5,503件 /  81.6%
第2回 24,380件 / 19,833件 / 81.3%
第3回 37,302件 / 12,664件 / 33.9%
第4回 52,529件 / 15,421件 / 29,4%

申請件数が増えた第3回からは採択率30%前後で調整されている印象です。

12月に締め切った第5回は、申請件数が少なかったと聞いていますので、採択率が上がるのでは、と考えています。

第5回に申請している人は期待しましょう。

不採択申請書の分析


第3回、第4回で申請して不採択になっているものを見てみました。

この2回は30%前後の採択率ですから、通常なら通る申請案件も落ちてしまう場合があります。

ただし、落ちている案件を分析しますと、補助金の趣旨に沿っていないものはやはり通りにくい傾向でした。

具体的に言いますと、『非対面ビジネスへの転換』であれば『非対面ビジネス』をどう捉えているかという事です。

『通販サイトを作って、店舗販売のみから通販の売上もつくる』

という案件は、割と通っています(勿論落ちているものもあります)。

一方で、『非対面で集客するためにホームページをつくって看板をつける』という案件は割と不採択が多かったです(通ったものもありました)。

これは申請書の書き方ではなく、申請した事業が補助金の趣旨に合っているかどうかの結果です(と私は考えます)。

以前別な記事でも書きましたが、この『補助金の趣旨に合っている』という点を外さないというのが大基本です。

商工会分の傾向

商工会が発行する様式3を任意で添付する必要がありますが、これは本当に任意だったのでしょうか?

私の知る限り、商工会の様式3を添付していない申請書はほぼ不採択です。20件近く調べた結果です(勿論私が申請した〇〇県のものに限ります)。

要るなら要るって仰っていただければ、ちゃんと準備しますよー。

不採択だった方に最後にお伝えしたいこと

正直、申請書を採点した審査員の判断も大きいと感じます。

人間が採点していますので、完全な公平はあり得ませんから仕方ありません。

(別な審査員なら通っているだろう、という案件も無くは無いです)

ただ、それは言ってもしかたないのです。

神様が審査しているわけではありませんし、国の制度で動いていますので、相手に従わねばならない部分は、ちゃんと受け入れる必要があります。

というのが不採択の方に、私からお伝えしたい事です。

失敗したところで辞めるから失敗で終わるのです。

諦めないで、手直しして次も出してみましょう。審査員との相性で、今度は通るかもしれませんよ!

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