揉め事を回避するには、芽を摘むこと

はい、揉め事の回避です。

回避するには相手と揉めない事なのですが、そうはいっても意見の相違から揉め事になることはあります。

そんな避けがたいとわかっている揉め事を、それでもなんとか回避するにはどうすればよいのでしょうか。

ビジネスには相手がいる

私はビジネスをする相手を、ビジネスをする前に選んでいます

この人とは揉めるかも、とかコミュニケーションがスムーズに取れなさそう、という人とは極力組まないようにしています。

ただし、こちらからお断りすると角が立ちますし、断って相手に嫌な印象を持たれると、後々悪い影響を受けてしまうかもしれません。

そういう方には、私と一緒に仕事をしなくて済む別な方法を提示することで、ビジネスをしないように勧めています。

別な解決方法を提示する

他の場所や相手を紹介したり、他の方法を提示することで相手と契約しない方法です。

私は本当に良く使います。

その場合、自分と取引する以外の選択肢を提示できなくてはいけませんので、そういう選択肢を自身の引き出しにしまっていることが大切になります。

私の場合はこんな感じです。

〇〇というところに行けば無料で相談できます。
△△に相談すると、専門家を紹介してくれます。
中小企業診断士ではなく□□(別の資格)の方への相談するのが良いです。

このように、自分より適した相手がいると考えるとそちらを選ぶ方がほとんどです。

こうした選択肢を自分自身の引き出しから出せるようにしておくことで、将来の揉め事につながりそうな取引相手とのビジネスを回避する方法です。

相手に断らせる

揉め事になりそうな相手は契約前に、その兆候が見えるものです。

態度がぞんざい
返事が遅い、督促しても連絡が無い
金融機関の評価が悪い、などなど

こういう相手は、こちらからお断わりの意思を示した上で、相手に決めさせます。

具体的に、●●までに連絡します、といったままお返事が全くない上に、私が提示したのが以下のメッセージです。

「こうした状態でお仕事をご一緒するのは困難だと考えますが、御社のご意向はいかがですか?」

このポイントは、自分から断るのではなく相手に決めてもらう投げかけです。

もちろん、私はお断りする気100%でした。

ですがあくまで先方の意向を確認する形をとりました。

これが私の長い目で見た配慮です。

A社さんが「断られた」と感じるのと、自身で「断った」と思うのでは大きな差があります。

ちなみに、こうして無事キャンセルになった案件を過去記事で書いております。

こうして揉め事の芽はあらかじめ摘んでおくこと、そもそも自分が苦手と感じる相手とはお仕事をしないようにすることが大切です。

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