ものづくり補助金2020年 採択されるポイント
ものづくり補助金の申請書で差はつかない
何回かに分けで、ものづくり補助金の記事を書いています。
今までの書いた内容をちょっとまとめておきますね。
解説 ものづくり補助金 採択される申請書の書き方 2020年
ものづくり補助金2020年 事業計画の書き方
ものづくり補助金 採択されなかった事例
3回も記事を書いていました。まだ書く事があるのかと思うのですが、もう1つポイントがあるのでお教えします。
それはこういう事です。
プロが書いた申請書はほぼ採択レベルですので、ほぼ差はつきません。
ここが自力で書く方とプロの違いです。
もちろん、プロに依頼せずに自力で書いても採択されますので安心してください。そういうかたもたくさんいらっしゃいます。
ただそういう方と、プロの申請書では出来に差がありますので、申請書の段階で得点差がついてしまいます。どうしたったプロの申請書は出来が良いですし、それがお金を貰っている所以ですから。
ちなみに、私はプロに書いてもらうことを推奨しています。理由はこちら。
お金を払いたくない人ほど損をしている
では、どこで差がつくのでしょうか?
加点項目をおさえたか?
プロが作った申請書では、ほとんど差がつきません。
差がつくのは申請書以外のところです。それが加点項目ですね。具体的にはこちらです。
公募要領 概要版
計画の承認
ここにある経営革新計画や事業継続力強化計画は、作成するのが面倒ですが、提出すれば承認される場合がアット的に多いです(もちろん地域によって濃淡はありますが)。
この手間を惜しんでいるようでは採択は遠のきます。この計画の作成をお勧めせずにものづくり補助金の申請をお勧めする専門家はマユツバで接して良いと私は思います(勿論私見です)。
賃上げ加点は小規模に超有利
計画と同様、いやそれ以上に大きい(と思われる)のが賃上げ加点です。
年1.5%の賃上げは、ものづくり補助金の必須条件です。
その上で、∔2%、+3%で加点が付きます。加点上限の+3%を3年間やると3年後には9%の賃上げですから、容易ではありません。
そしてこれは小規模事業者に有利な加点でもあります。それはこういう事です。
例えば社長を含めて従業員が5人の企業
平均年収400万円の5人に年3%賃上げをすると3年間で180万円の賃上げになります(複利計算は適用されません)。
これが社長を含めて従業員50人の企業だと10倍の1800万円の賃上げです。
補助金の1000万円より多いですよね。
ですので賃上げ加点は小規模の方がやり易くて有利な加点方式です。
これに気付いている小規模事業者は賃上げ加点を実施します(社長の給料も賃上げ対象になりますし)。
コツコツ積み上げるものが成果を出す
さてさて、この様に勝負は申請書の外側の加点項目でつくこともめずらしくありません。
ですので、こうした手間をきっちりかけて本番(申請)に臨む人の採択率が上がるのです。
準備をしっかりしたものが勝つ。仕事そのものですよね。一発逆転やウルトラCはありません。
お分かりいただけましたでしょうか?
だから私は(一般的には)プロにやってもらうことをお勧めしています。
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