セミナーは無駄 という人のお話

はい、セミナーですね。

私は教える側として月1~2回の頻度で、セミナーのご依頼を頂きます。

決して多い方ではありませんが、開催の度に5点満点で4.5点以上と、参加者の満足度が高いセミナーを実施しております。

でも、満足してもらえたとしても、本当に役に立っているんでしょうか?

今回はそんなお話です。

セミナーに参加して、勉強した気になっている方には、少し厳しい内容かもしれませんが、お付き合いください。

セミナーの9割は無駄

さて私は、セミナーに出席された方の継続フォローアップをしております。

このフォローアップでよくわかるのが

『セミナー参加者がその後、どのような成果を出しているか』

です。

実をいうと、セミナー出席後に、そこで得た知識や情報を実践に移す方は、出席者の概ね10%程度です。

この『10%説』は一般的に言われている数字ですが、信ぴょう性を確認するために、自分自身で調べてみました。

私のセミナーに参加してくださった方約200人を対象に『学んだことを実行に移した人』を調べたのですが、結果は11%。

うーん、ほぼほぼ当たっておりました。

残りの方は、知識を得た段階で終了しています。

『お前のセミナーが役に立たなかっただけだろ』

とご指摘を頂くかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。

実行に移した10%の人達の成果

最後に、実行に移した人達10%がどのような成果を出したか、についてです。

実は概ね、成果を出すまでに1年以上かかっています。

1年未満、もしくは実施頻度の低い方は成果が出ていませんでした。

頻度が低い、とは『1回やって後は放置』という方などです。

実際に継続的に実施して、集客や売上の成果を実感した方は、全体の3.5%でした。

200人いて7人ですよ。

それくらい、実践して成果を出すのは大変な事なのです。

9割は何の成果にも繋がらない

200人中、193人は成果を実感できていないという結果は、予想はしておりましたが残念です。

一方で、わずか数時間で教わる事ですから、その程度が限界であるということでもあります。

セミナーはきっかけや入口、という役割でして、それ以降はご自身の実践への本気度が試されます。

その覚悟が無い方や、セミナーを聞いて『こりゃ無理だ』と思った方は、手を出さずに諦めるというのも、重要な選択肢の1つです。

得意なこと、できそうなことに集中する方が、成果が出しやすいですからね。

他の人がやっているから
ITに乗り遅れているから
なんか凄そうだから

という理由なら、『手を出さない』という選択も立派な定見です。

私は、3%の方々がいれば十分なので、懲りずにセミナー参加者へのフォローアップを続けていきますが。

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