『知っている』と『出来ている』の差はどこからくるのか
セミナー講師をしていると、たまにこんなアンケートを頂きます。
『知っている内容でした』
はい、どうもすみません。ご存知でしたか。
すみませんとは言うものの、私はすみませんとは思っていません
どちらかというと、ご縁がありませんでしたね、と思っています。
そしてこういう風にも思ってしまいます。
もったいない事業者さんですね。
『知っている』は何にも生み出さない
セミナーをしていると『知っている』人がくることははめずらしくありません。
勉強熱心な人は自分で調べているので、知識が豊富な方もいらっしゃいます。
こうした方は、勉強家で大変好感を持つのですが、勉強して終わりの方が少なくありません。
『知っている』ことがちゃんと『出来ている』のでしょうか。
以前こんな記事を書きました
知っているとやっているは別です。
そして『出来ている』は更に別です。
そしてセミナーに出ても、得た知識を実践に移す方は1割程度です。
実践こそがビジネス
例えば、健康になるためには、たくさんの方法があります。
規則正しい生活
バランスの良い食事
腹八分目
適度な運動
これはみなさん知っていますよね。
だけど、出来ている方がどれくらいいるでしょうか。
実践してこそ結果が出ます。
思い通りの結果にならない事の方が多いです。
そして『なぜ思い通りにいかなかったのか』を考えて、改善をします。
これが実践ですし、ビジネスそのものです。
知っているにとどまってることは、知識のストックでありビジネスの実践ではありません。
そもそも出来ていれば、セミナーに参加していませんよね。
あなたのお悩みは、知識ではなく実践の中に解決方法があるのです。
お客は選ばなければいけない
ちなみに私は『知っている内容でした』という事業者さんは自分のお客さんでは無いと思っています。
この方の指摘の中に自分の課題を見つけられる場合は、有り難く課題を頂きますが、この方を支援することは無いです。
きっと支援しても上手くいきませんから。
自分の時間と能力をもっと発揮できて、相性の良い事業者さんの支援をした方が成果につながりますし、お互い幸せです。
『知っている内容』の方は、『やっている』、『出来ている』という段階まで到達していらっしゃることを陰ながらお祈りしております。。
そして、ご縁が無かったと思って下さい。
すべからく全力を尽くしている私ですが、そんな私でも神様ではありませんので、そう思う様にしております。
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