事業再構築補助金が事業者のためになるには
事業再構築補助金は第2回募集が始まっています(第1回の採択発表はまだです)。
このタイミングで書いておきたい記事がありますので、今回はそれを書こうと思います。
補助金が事業者のためになるにはどうしたらよいか
以下は私からのお勧めです。結構強くお勧めしています。
事業者さんは、公募要領と再構築指針の手引きをよく読みましょう。
このような資料をろくに読まずに応募するのは、時として非常に危険です。
なぜなら、ご自身のやりたいに補助金の趣旨が合っているかどうかを理解できないからです。
私のように公的機関で窓口相談をしているとそのような『ずれた』問い合わせが多いです。
第一回公募の前はそんな相談ばかりでした(いまは少し落ち着きましたが)。
そして知識のない方ほど、いいように料理されてしまいます。
騙されてしまったのか?
先日『社屋を新しくしたい』という樹脂メーカーさんが再構築補助金の相談にいらっしゃいました。
『工場を新しく建てても補助金の対象にはなるのですが、そこで新しいものを作らないといけないのですよ』(本当はもっと細かい要件がありますが)
とご説明したところ、目を丸くされていました。
『この内容で大丈夫と言われたので、もう補助金支援業者と話を進めてるんだけど!』
うーん、もう進めているのですね。困りましたね。。。
『工場を新しく建てるだけでは対象になりません。そこで何か新しいものを作る、という申請内容になっているはずです。補助金支援業者さんに聞いてみて下さい
とこの方には助言をしました。
その後、連絡はありません。
果たして事業者さんのご意向に沿う形になっていればよいのですが。
事業再構築補助金を申し込みたい事業者さんは自衛を!
こうした事にならないためにも、自衛しましょう。
そのための公募要領・再構築指針の手引きです。
公募要領は30ページ程度、再構築指針の手引きも同様です。
そして目次もあります。ご自身が知りたい箇所が分かりますので、必ずそこだけでも読んでみて下さい。
公募要領
https://jigyou-saikouchiku.jp/pdf/koubo001.pdf
再構築指針の手引き
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/shishin_tebiki.pdf
ちなみに、私は窓口で30件くらい事業再構築補助金の相談を受けました。
これらの資料を読み込んでから『ここが分からないのですが』と聞いてくる事業者さんはほぼいません。
大概の人は『よくわからない』といって相談に来きます。
『何が分からないのですか?』と聞くとたいがいこの答えです。
『全く分からないから最初から説明して』
仕方ないとは思うのですが、『読んでいないなぁ~』と思います。
それでも窓口に確認しにくるだけ、その後トラブルに巻き込まれる可能性は減ると私は思います。
ですから親切丁寧に対応しております。
これから申請をご検討の方は『有料で支援業者に依頼したから大丈夫』と考えるのではなく、一度はご自身の足をつかって情報を得てみてはいかがでしょうか?
私はそのようなことをお勧めしています。
ポチっとしてくださって、どうもありがとうございます。
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