ものづくり補助金 第10回 採択結果
はい、ものづくり補助金です。
第10回公募の採択発表がありました。
第10回公募は令和4年5月12日に締め切られて、同年7月15日に発表になっています。
早速採択結果の傾向を見ていきたいと思います。
第10回公募の採択率
まずは採択率の分析です。
一般枠全体の採択率は61.2%でした。過去の採択率推移を以下にまとめています。
今回を含む過去3回は60%を超える高い採択率になっています。
これは応募件数と関係していると考えられます。
過去3回の応募件数は3,500～4,500件と比較的低水準で推移しています。
ピークの第4回では1万件を超えてしましたので、『低水準』と言ってもよいでしょう。
そして60%超の採択率というのは、応募する側からすると採択されやすく有り難い水準と言えます。
第10回公募の採択率詳細
さて、第10回から３つの新枠が設けられました。
回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠、グリーン枠です。
これに従来からある通常枠を加えて一般枠と呼ばれます。
それぞれの枠の採択率も見てみましょう。
最も高い採択率はグリーン枠の69.7%です。
次いで回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠が同水準で並びます。
経産省がどのような取り組みを支援したいかが、この採択率からよくわかります。
環境はもちろんのこと、ここ数年注力しているDXに対するデジタル枠や、岸田政権が推進する『成長と分配』に対する回復型賃上げ・雇用拡大枠も、通常枠と比較して高採択率となりました。
こうした枠毎の実績は、今後申請を考えておられる事業者さんの検討材料になります。
是非ご参考になさってください。
私の採択結果
ちなみに、私は今回も申請した案件は1件も落とすことなく、全て採択されました。
『不採択かも』と不安に思われる案件が1つあったのですが、60％超という高い採択率に助けられた感があります。
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